大阪観光局や大阪商工会議所から成る桜のまちあるき 桜とグルメの大阪巡り実行委員会は3月28日、大阪市内、北摂エリア、泉州エリアを回遊する「桜のまちあるき 桜とグルメの大阪巡り」を始めた。

　大阪の食文化を広く伝えたいと企画した「大阪割烹体験2014」に続くグルメイベント第2弾。今回は「多彩な大阪の食」をテーマに、観光資源としての桜と組み合わせた回遊企画を考案した。

　大阪市内では毛馬桜之宮公園、大阪城西の丸庭園、造幣局の通り抜けなどの桜が有名だが、北摂エリアでは3000本の桜が咲き乱れる「摂津峡」や茨木随一の桜スポット「元茨木河緑地」、泉州エリアでは岸和田城周辺や久米田寺など、花見客でにぎわうスポットがあり、大阪府下の花見スポットを公式サイトで紹介。周辺の計300店舗の飲食店で特典が受けられる企画とした。

　参加店では、ICOCAカード、PiTaPaカード、同企画と連携する「大川さくらクルーズ」の乗車券などの提示で、1品サービスや10％割引などの特典が受けられる。梅田周辺では、ウェスティンホテルや梅田スカイビル滝見小路食堂街、大阪ステーションシティ、大阪富国生命ビル、中之島ダイビルなどの各店が対象。

　同イベントではスタンプラリーも同時開催し、飲食店舗2店舗分のスタンプで応募可能。ホテルペア食事券やJR西日本、南海電鉄、阪急電車、大阪市交通局などのオリジナルグッズなど、165点の景品を用意する。

　「イタリアンやフレンチなど有名な店も参加しているので、この機会に大阪の多彩な食を楽しんでもらいたい」と大阪府府民文化部都市魅力創造局の松本博さん。

　4月20日まで。