展覧会「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」が8月21日、大阪中之島美術館(大阪市北区中之島4)5階展示室で始まる。
オランダ・ハーグの「マウリッツハイス美術館」の改修工事による臨時休館に伴い、開催する同展覧会。2012年の「マウリッツハイス美術館展」から14年ぶりの来日となった画家ヨハネス・フェルメールの名作「真珠の耳飾りの少女」をはじめ17世紀のオランダ絵画を代表する作品12点を展示する。うち4点は日本初公開作品。
フェルメールの作品は、「真珠の耳飾りの少女」と唯一、神話を題材にした「ディアナとニンフたち」の2点を展示。全長約20メートルのスクリーンにフェルメールの生涯や創作の軌跡を辿る映像を投影するほか、フェルメールが暮らしたデルフトの街を紹介するコーナーも設ける。
このほか会場は、「歴史画」「肖像画・トローニー」「風俗画」「静物画」「教会内景画」「風景画」の6つのテーマで構成する。肖像画家として名声を得たレンブラント・ファン・レイン、にぎやかな家庭の情景を描いたヤン・ステーン、動物画家として知られるパウルス・ポッテルなどの作品を展示。子どもにも興味を持ってもらおうと、ミッフィーが作品の解説をするパネルも用意する。
マウリッツハイス美術館のマルティネ・ゴッセリンク館長は「マウリッツハイス美術館は203年の歴史がある。建物自体が建てられたのは1636年で、日本とオランダの友好が始まってすぐの頃。長い友好関係があるからこそ、リノベーションするにあたり『真珠の耳飾りの少女』を貸し出す国は日本しかないと考えた」と話す。
開催時間は9時30分~17時(金曜、9月6日、8日、12日~16日、19日~27日は20時まで)。観覧料は、大人=3,000円、高大生=1,500円、小中生=500円。全会期分の通常チケットは完売しているが、販売状況に応じて「チケットぴあ」で追加販売を行う。9月27日まで。