韓国発のアパレルECプラットフォーム「nugu（ヌグ）」の実店舗が3月8日、ルクア（大阪市北区梅田3）6階にオープンした。

春物のファッションアイテムが並ぶ

　「nugu」は、韓国・ソウルに本社を置く「Mediquitous（メディコトス）」が日本向けに展開するアパレルECプラットフォーム。10～20代の若者を指す「Z世代」の女性をターゲットに、同社と契約を結ぶ約60人の日本人インフルエンサーがセレクトショップを展開。韓国の衣服を中心にコスメ、ライフスタイル商品など約10万点のアイテムを販売している。2020年10月にサービスを開始し、現在サイトの会員数は70万人を超えた。昨年9月、東京・新宿に初めて実店舗をオープン。同店は2店舗目で西日本初出店となる。

　白とグレーを基調とした広さ約30坪の店内には、約280種類のアパレルアイテムを用意。ガーリーテイストの服が多めという1号店に比べ、同店はカジュアルテイストの服を中心にそろえる。売り場の約1割はメンズ服も展開する。シーズンや月ごとにストアコンセプトを設定し、現在は「Feel the coming of springtime morning」として、春の朝をテーマに店内のディスプレーやインテリアに花飾りを施している。

　同社のイ・ドゥジン社長は「関西でZ世代に人気の商業施設であるルクア大阪に出店できてうれしい。nuguのオンラインユーザーは大阪在住の方も多く、ルクア大阪で開催した過去のポップアップショップも反応が良く出店を決めた。今後は、nuguのディレクターであるインフルエンサーと直接会うことができるイベントも開催する予定」と話す。

　営業時間は10時30分～20時30分。