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阪神梅田本店で「有名駅弁」300種類集めた催事 開店前から400人が行列

ブランド牛肉「常陸牛」をのせた弁当を水戸駅で販売する「しまだフーズ」

ブランド牛肉「常陸牛」をのせた弁当を水戸駅で販売する「しまだフーズ」

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 全国各地の駅弁を集めた「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」が2月22日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階催事場で始まった。

特急列車「指宿のたまて箱」の乗車客のみが購入できる駅弁

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 2001(平成13)年に初開催し、同店の名物催事として知られる恒例イベント。今回は全国の駅弁を約300種類販売し、21店が実演販売を行う。初日の22日は、同イベントを目当てに約400人が開店前から列を作った。

 目玉は、JR九州の特急列車「指宿のたまて箱」の乗車客のみが購入できる初登場の「指宿のたまて箱弁当」(1,600円、27日まで各日50個限定)。さつま揚げや黒豚、カンパチなど鹿児島県の特産品と手まり様のおにぎりを詰め合わせて販売する。例年最も人気だという広島県・宮島口駅の「うえの」のあなごめし(2,700円、各日1000個限定)や、ブランド牛肉「常陸牛」をのせた茨城県・水戸駅の「常陸牛 至福のランプステーキ弁当」(2,200円)なども用意する。

 ゲームシリーズ「桃太郎電鉄」の最新作「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」のタイトルロゴやキャラクターをデザインした陶器の器にパエリア丼(1,600円、各日30個限定)やロコモコ丼(同)などを盛り付け6種類を販売。ゲーム内に登場する駅弁は、山形県・米沢駅の牛丼風弁当「牛肉どまん中」(1,350円)や北海道・森駅の「いかめし阿部商店」(880円)などを実演販売で用意する。

 駅弁のほか、ご当地グルメやスイーツも販売。宮崎県の「チキン南蛮専門店 金の皿」のチキン南蛮(100グラム=540円)や長野県の郷土料理「おやき」の専門店「いろは堂 鬼無里本店」の粒あんや野沢菜、ねぎみそなどの具を入れたおやき(各270円)、福井県のジェラート専門店「ジェラートトリノ」のかぼちゃソフトクリーム(480円)などを用意する。

 同店の8階催事を担当するバイヤーの大田勝彦さんは「大阪で全国の駅弁が食べられる機会はなかなかないので楽しんでほしい。『桃鉄』のコラボ目当てに、若い世代にも来店してもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月28日まで。

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