肉バル「GOODGOODGOOD MEAT & HOKKAIDO（グッドグッドグッド ミートアンドホッカイドウ）」が4月5日、ルクア大阪（大阪市北区梅田3）地下2階「バルチカ」にオープンした。

ニュージーランド産「みつば放牧牧草牛」を使ったヒレステーキ

　肉の生産から加工、卸売、小売、飲食店まで一貫して取り組む畜産ベンチャー「GOODGOOD」（大阪市淀川区）の新業態。北海道と熊本の自社牧場で生産した和牛や、環境や動物福祉に配慮し生産された国内外の肉、ビーガン用の代替肉を使った料理を提供する。野菜は、北海道の農家約300戸から仕入れる。

　店舗面積は約49坪。席数は、テーブル・カウンター合わせて72席。看板メニューは、牧草で育てるため脂肪分が少ないというニュージーランド産「みつば放牧牧草牛」を使ったヒレステーキや九州・阿蘇の自社牧場で放牧した「阿蘇牧草和牛」の粗びきミンチハンバーグ（1,600円）。ビーガンメニューは、大豆で作ったチーズやソースをかける「ヴィ―ガンチーズとケールのサラダ」（500円）や大豆ミートとカシューナッツを使った「ヴィ―ガンハンバーグ」（1,200円）などをそろえる。

　テイクアウトでは、ジャージー生乳100％で乳化剤や安定剤などを使用していないオリジナルソフトクリーム（420円）を用意。店頭の物販コーナーでは、「十勝ジャージーヨーグルト」（417円）や「北海道山わさびソース」（700円）、同店オリジナル商品で1日10食限定の「とうもろこしロールケーキ」（2,000円）など北海道産の食材を使った商品を販売する。

　同社社長の野々宮秀樹さんは「食の嗜好に関わらず一緒に食事を楽しめるようにビーガン用メニューもそろえている。幅広い世代に来店してもらい、肉業界の現状やこれから先の食生活について考えるきっかけにしてもらえれば」と話す。

　営業時間は11時～23時。