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「教師の仕事」の魅力伝える絵本 大阪市立小学校の教師が出版

「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本も今年6月に出版した松下隼司さん

「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本も今年6月に出版した松下隼司さん

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 教師の仕事の楽しさややりがいを伝える絵本「せんせいって」を、大阪市立小学校の現役教師・松下隼司さんが9月17日に出版した。発行元はみらいパブリッシング。

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 大阪市立豊仁小学校(大阪市北区長柄西2)で3年生の担任を受け持つ松下さんは、1978(昭和53)年愛媛県生まれで現在、教師生活18年目。奈良教育大学在学中から表現活動が好きで、関西の小劇場に役者として出演したり、テーマパークでパフォーマーとして活躍したりとユニークな経歴を持つ。

 「母親が教師だったため、自然と教師を目指した」という松下さんだが、教師になってからもしばらくは演劇活動に重きを置く日々だったという。そんな中、教師同士の勉強会で模擬授業を行う際に演劇活動の経験が生きることに気が付き、「教師の仕事にのめりこんだ」という。

 一方で「学校の先生はブラックな職場だといわれているし、働き方改革も進んでいない」と感じたという。「昼ご飯も3分で食べないといけないし、休憩時間もなかなか取れない」。昨今では教師を目指す人も減っていることから、「先生という仕事のやりがいや、この職業を選んだきっかけを伝えたい」と、自分自身を投影した絵本の出版を決めた。

 「せんせいって どうして せんせいに なったの?」など子どもたちの質問に「せんせい」が会話形式で答える内容。松下さんは「教師以外の仕事をしている大人や、子どもたちにも読んでもらえたら」と期待を寄せる。

 A5判32ページ。価格は1,540円。

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