スペインバル「BANDA（バンダ）グランフロント大阪店」（大阪市大深町、TEL 06-6147-7784）が6月1日、グランフロント大阪北館1階にオープンした。運営はCPC（福島区福島7）。

広いテラス席がある外観

　2011（平成23）年5月、大阪・福島に初出店した「BANDA」の2号店となる同店。平野恭誉（やすたか）社長が、スペイン・バルセロナの1つ星レストランで修業し、現地のバルで出会ったスペイン人の「家族を大切に、人生を楽しむ」生き方に共感。店名の「BANDA」はスペイン語で「バンド」「束ねる」を意味し、客同士やスタッフが交わることで新しいコミュニティーをつくってほしいと付けた。同社は、福島や北新地などに、5店舗のスペインバルを展開する。店舗の面積は約24坪で、座席は室内＝30席、テラス席＝25席を設ける。

　ランチの目玉は、バスクやカタルーニャから来日したシェフが、約1メートルの大鍋で作る「大鍋パエリア」（1,100円）。大鍋から取り分けて提供する日替わりのパエリアに、トマトの冷製スープ「ガスパチョ」とサラダが付く。ワゴンサービスで提供するピンチョスの盛り合わせに、注文が入ってから作るパエリアや鹿肉を使った「ジビエハンバーグ」など、5種類からメイン料理が選べる「ピンチョスランチ」（1,980円）なども用意。

　15～17時は、真っ黒な見た目が特徴の「バスクチーズケーキ」（748円）、「カタルニア風ブリュレ」（638円）などのデザートが味わえるカフェとして利用でき、アルコールドリンクを注文するとサービスで小皿料理のタパスを提供する。

　ディナーは、約10種のピンチョス、約40種のタパスをはじめ、7種のパエリア（2人前、2,200円～）や、スパイスで付け込んだ「イベリコ豚のピンチョモルーノ モロッコ風スパイス串焼き」（976円）などの料理を用意。ドリンクは、スペインワインを多数そろえるほか、フレッシュフルーツが入った「サングリア」（748円～）も。

　平野社長は「スペインの本場の味と雰囲気を体感して、スペイン人になったつもりで食事を楽しんでほしい」と話す。

　営業時間は11時～23時。