曾根崎の和食店「華泉（はないずみ）」（大阪市北区曾根崎2、TEL 06-6313-1400）が、えひめ愛フード推進機構が行う「えひめ食の大使館」に認定された。2月3日には認定証授与式が行われた。

認定証授与の様子

　「えひめ食の大使館」は、愛媛県産の食材を取り入れ、県の知名度向上や消費拡大に寄与している飲食店や販売店を対象に、えひめ愛フード推進機構（愛媛県松山市）が認定するもの。2009（平成21）年に始まり、北海道2店、首都圏34店、近畿圏24店、中部圏4店が認定されている。本年度は大阪府から曾根崎の和食店「華泉」が選ばれた。大阪では17店舗目となる。

　愛媛県・伊方町出身の山本弘明さんが営む同店。松山市八坂で18年間営業した後、2018（平成30）年3月に大阪に移転した。山本さんの出身地である伊方町などから新鮮な魚介類、米や地酒など、主要な食材を愛媛県から仕入れているという。

　授与式では、えひめ愛フード推進機構会長を務める中村時広愛媛県知事から、店主の山本さんに認定証が授与された。山本さんは今後について「懐石料理に県産食品を取り入れていきたい。これからも愛媛のために役に立てるよう頑張っていけたら」と意気込んだ。

　華泉の営業時間は17時30分～23時。