「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」が7月17日、大阪堂島浜タワー（大阪市北区堂島浜1）17階～31階に開業する。

「ギネス世界記録」公式認定員とカンデオ・ホスピタリティ・マネジメントの穂積輝明会長

　「カンデオホテルズ」は、「4つ星ホテル」をコンセプトに全国27カ所に展開するホテルチェーン。4月に完成したオフィス・ホテル・商業が複合したビル「大阪堂島浜タワー」の18階～31階に客室を設ける。客室数は548室で、カンデオホテルズチェーン内最多になるという。同ホテルは27館目で、大阪内では6館目。

　17階には、フロント・ロビー・レストラン・バーを設ける。目玉は、最上階に位置する地上127.462メートルの展望露天風呂「インフィニティ露天風呂」を備えた「スカイスパ」。「建造物内の最も高層階にあるインフィニティ露天風呂」として7月11日にギネス世界記録に認定された露天風呂のほか、内湯やオートロウリュ式のサウナも用意。解放感を感じられるようにと壁の一部をガラス張りにし、大阪の街並みが一望できる仕様にした。

　17階には、同チェーンで初となる朝食・ランチ・ディナーの全時間帯でビュッフェ方式を採用するレストラン「The C's ～Sky Dining～（ザ・シーズ スカイダイニング）」を備える。イタリア料理を中心に、ランチタイムはマルゲリータ、クアトロフォルマッジなどのピザや、生パスタ、ニョッキ、12種類のジェラートなどを、ディナータイムは「北海道産骨付きソーセージのスープカレー仕立て」「北海道産サロマ牛モモ肉のローストビーフ」など北海道の食材を使った選べるメイン料理が付いたビュッフェを提供する。

　客室は、広さ24平方メートルの「デラックスキング」や「デラックスツイン」などを中心に、最大で大人6人が宿泊できる広さ75平方メートルの「プレミアムプライベートスパ カンデオスイート」など11タイプを用意する。

　カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント（東京都港区）の穂積輝明会長は「外資系ホテルの出店ラッシュが続いているが、世界一高い露天風呂で差別化を図った。約3年をかけて年間40万人のお客さまが利用できるように、唯一無二の顧客体験価値を提供していきたい」と話す。