現役女子大生が主催するフリーマーケット「RE FASHION MARKET」が7月21日・26日、中之島と梅田で開催される。

「RE FASHION MARKET」運営会社HAGIの代表を務める山本あかりさん（左）と岡本萌花さん（右）

　7月21日は「＆ISLAND中之島」（大阪市北区中之島5）、7月26日は「Club Piccadilly Umeda Osaka」（太融寺町）で開く。主催は、フリーマーケットの企画・運営会社で、近畿大学4年生の岡本萌花さんと山本あかりさんが代表を務める「HAGI」（北区）。

　2人は2020年5月、同大学の事業開発・起業を体験するプログラムで知り合い、同じチームで課題に取り組んだ。「2週間で10万円の利益を出す」という課題に対して、古着屋で捨てられる服を無料で回収し、フリーマーケットアプリ「メルカリ」で売る活動をした際に、廃棄される服の多さを知った。コロナ禍で人と会うことの大切さを実感したことから、フリーマーケットに目をつけたという。プログラム終了後も活動を続け、2020年10月、和歌山県で野外に60ブースを設けるフリーマーケット「るらるマーケット」を初開催。2022年11月からは若い世代を対象に据え、これまで約30回続けている。

　中之島会場では約15人、梅田会場では約20人のインフルエンサーが服や雑貨などそれぞれ50アイテムを持ち寄り出店する。出店するインフルエンサーは、SNSで約6000人～7万人のフォロワーを持つ。参加者は、出店するインフルエンサーと話をしながら商品を買うことができる。インフルエンサーと写真が撮れる「チェキ会」（500円）も行う。

　山本さんは「インフルエンサーから服の組み合わせなど直接アドバイスをもらえることが魅力。イベントを通して『リユース』の素晴らしさを知ってもらい、古着を着る抵抗感を払拭できたらうれしい。今後は、さらに大規模な『RE FASHION MARKET』を開催する予定」と話す。

　開催時間は21日＝17時～20時、26日＝16時～19時。入場料は21日＝600円、26日＝800円（両日ワンドリンク制）。