新潟県村上市の魅力発信イベント「新潟県村上フェア in 大阪」が1月23日から、ディアモール大阪（大阪市北区梅田1）と大阪市内の飲食店5店舗で開催される。

「岩船麹」を包んだトンカツ

　村上市は新潟県の最北端に位置し、同県内最大面積を誇る市。同イベントは、村上市の魅力発信を目的に関西で初開催する。期間中、同市の特産品販売やステージイベントなどを行う観光物産フェア、飲食店で限定メニューを提供するグルメフェアの2つを用意する。

　ディアモール大阪「ディーズスクエア」では23日・24日の2日間、観光物産フェアを実施する。内臓を取り出したサケに粗塩をすり込んで寝かせた「塩引き鮭」やサケとばなどのサケ加工品のほか、笹団子や日本酒などを販売する物産展を開催。会場内のステージでは兵庫・神戸在住の写真家・鎌田風花さんが実際に村上市を訪れ撮影した写真を用いて、新潟県PRキャラクター「ニイガタ姉さん」と共に街の魅力を紹介する。

　開催時間は11時～19時。参加無料。

　大阪市内の飲食店では1月23日～29日、村上市の特産品を使ったメニューを期間限定で提供する。大阪キタエリアからは3店舗が参加。「北前居酒屋 佐勘（さかん）」（大阪市北区曽根崎2）はほぐした焼きサケとイクラをのせた丼と稲庭うどんの御膳（1,200円、各日5食）を、「てつたろう」（同中崎西3）は「塩引き鮭定食」（990円）を、「梅田日本酒エビス」（同堂山町）は村上市特産の「岩船麹（こうじ）」をダシが染みた豚バラで包んだトンカツ（450円、各日10食）を、それぞれそろえる。

　同イベント担当者は「関西空港から新潟間の飛行機が運行しており、関西と新潟は意外とアクセスがいい。イベントをきっかけに、まだまだ知られていない新潟や村上市の魅力を知ってもらえれば」と話す。