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大丸梅田店で「エコフェスティバル」初開催へ Z世代の若手社員10人が企画

初開催する「エコフェスティバル」

初開催する「エコフェスティバル」

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 持続可能な社会を目指したエコイベント「エコフェスティバル」が10月19日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)13階西特設会場で始まった。

果物や植物の廃棄物を使った「ヴィーガンスニーカー」

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 「身近なところからサステナブルな社会を作りたい」との思いの下「エコ」をテーマに据え、初開催する。同店とハンズ梅田店(同)に勤務する、1990年代半ば~2010年初頭に生まれた「Z世代」の若手社員10人が企画、販促、イベント出店交渉を行う。期間中、環境に配慮したリサイクル製品を扱うメーカーによるブース出店やフリーマケット、ワークショップなどを展開する。

 会場には、10人の若手社員が選んだ28ブランドのブースを出店する。ラインアップは、福岡・柳川の特産品、い草を花瓶に生けたインテリア「い草フラワーグリーン」(2,420円)、グラスに入ったコケのテラリウム(6,000円)、果物・植物の廃棄物からリサイクルした素材を使った「MoEa(モエア) ヴィーガンスニーカー」(3万1,900円)、卵や貝の殻など地産廃材から作ったペンとペンスタンド(836円)、食糧問題の解決策として注目されているコオロギの「スーパーコオロギおつまみせんべい」(260円)や玄米を焙煎(ばいせん)したデカフェ「月山ブレンド」(780円)など。

 「大丸蚤市」は、同店の従業員から集めたアパレル品や雑貨、食器などを販売。出品に至ったストーリーや購入者へのメッセージを書いたタグを商品に付けて並べる。週末限定開催のワークショップでは、使わなくなったレジ袋や糸を使ったオリジナルコースター作り、ほうれん草や紫いもなど野菜で塗り絵やトートバッグをつくるペイント体験を用意する。

 ハンズ梅田店の工藤綾乃さんは「出店企業への交渉など普段とは異なる業務を経験でき、やりがいを感じた」と話す。同店新入社員のコン・イェンピンさんは「幼いころから環境問題を耳にする機会が多かった『Z世代』が持つ感性を生かせるよう、企画した。『エコ』を身近に感じてもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~20時。入場無料。今月24日まで。

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