阪急うめだ本店（大阪市北区角田町）4階の「チアーズカフェ＆ダイニング」（TEL 06-6313-1573）に12月8日、少女漫画ベルサイユのばらのコラボカフェベルばらカフェが期間限定でオープンした。

「ぬるいショコラ『このショコラが熱くなかったのをさいわいに思え。』」

　ベルサイユのバラはフランス革命前から革命前期を舞台に男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットの人生を描く漫画。2017年で連載開始から45周年迎える。作者の池田理代子さんの出身地が大阪であることもあり、コラボカフェは初めての実現した。

　オリジナルメニューは全部で5種類。2010年に発売され話題となったかるた「ベルサイユのばらカルタ」から再現された。「アンドレの草むしりサラダプレート～想い焦がれて草むしり～」（1,706円）は、えびアボカドブロッコリー紫キャベツなどの野菜のサラダ。主人公オスカルのかなわぬ恋を思いながら、涙を流すアンドレをイメージし、玉ねぎドレッシングと塩の2種類を提供する。そのほか、「ぬるいショコラ「このショコラが熱くなかったのをさいわいに思え。」(950円)、「チキンのコンフィプレート～アンドレ青いレモン添え」(1,922円)、「赤ワインと巨峰のゼリー『主よわれを地獄へ!! 』」 (1,166円)を用意。「ベルばらの世界を存分に堪能できるラインアップ」になっているという。

　開店と同時に訪れたファンの女性は「神奈川県からこのためだけに新幹線で来た。地元にもできてほしい」と話す。近くに住むという女性は「作品はあまり知らないが、見た目にインパクトがあったことから気になって来店した」と言う。

　営業時間は10時～20時（金曜・土曜と12月18日～22日は21時まで）。12月27日まで。