阪神梅田本店（大阪市北区梅田1）8階で12月16日、絵本作家・長谷川義史さんの原画展「いいから いいから ～長谷川義史の世界展～」が始まる。

絵本作家の長谷川義史さん

　実話を基に描いた「おかあちゃんがつくったる」や、「いいから　いいから」「大阪うまいもんのうた」などの絵本で知られる長谷川さん。全国を巡回中の同展では、絵本の原画約100点を展示するほか、「秘宝館」と名付けた特別コーナーで長谷川さんの愛用品を紹介する。

　会場では、長谷川さんのスケッチや製作道具、トレードマークとなっているメガネ、帽子、自転車、げた、グローブなどを見ることができる。昭和の古き良き風景に作中の長谷川家を再現した大型のジオラマや、手にとって遊べる「長谷川版いろはかるた」も展示する。

　1961年に、大阪府藤井寺市に生まれた長谷川さんは、「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」で絵本作家に。「ぼくがラーメンたべてるとき」で日本絵本賞と第57回小学館児童出版文化賞、 「いいからいいから3」で第19回けんぶち絵本の里大賞を受賞した。

　入場料は、一般＝800円、大学・高校生＝400円、中学生以下無料。開催時間は10時～20時（12月18・19日と 21～23日は21時まで、最終日は18時まで）。12月16日に長谷川さんのサイン会を開く。12月24日まで。