阪急梅田駅2階中央改札内に6月10日、大阪ならではの食品や製品を販売する「大阪ミュージアムショップ 阪急梅田駅ナカ店」（TEL 070-6548-6056）が期間限定でオープンした。

こだわりのバジルソース

　「大阪ミュージアムショップ」は、大阪の魅力を全国に発信することを目的として2011年1月に立ち上げられたインターネットショップ。大阪府の協力の下、大阪産業振興機構が事業主体となり、まんてん堂（中央区）がショップを運営。工芸品や日用品、食品の販売や、食べ歩き、里山体験、能体験講座などのツアーを提供している。常設店舗は持たず、大阪各地のイベントや百貨店の催事などに出店する。

　同店では、藤井寺市の専用農園で育てたバジルを使った同店オリジナルの「こだわりのバジルソース」（大＝980円、小＝500円）や、泉州の水ナスを使った「水なすピクルス」（和風・洋風各680円）、国内で唯一生産を続けている「ハシモト」のカタヌキ菓子（25枚500円）、堺の老舗麹（こうじ）屋の塩麹を使った「塩糀昆布」（1,575円）、たこ焼きに合うシャンパン「たこシャン」（2,410円）などを販売。箕面の柚子、泉州のタマネギ、南河内のイチジクを使った商品も並ぶ。

　「バーテンダー御用達」という「ノセ・ミネラルソーダ」（105円）や、業務用ソースの土産版「金紋ソース」（ウスターソース、お好み焼きソース各300円）、地酒など、一般にあまり知られていない商品も扱う。

　工芸品や日用品では、明治時代から伝わる「注染」を用いて染められた手拭い（1,050円～）や、三角形のつまようじ、アスリート向け商品開発を手掛けるメーカーの立体ソックス、柚子を使った化粧品などを販売する。

　営業時間は11時～22時（最終日は20時まで）。7月17日まで。