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大丸ミュージアムで岩合光昭写真展「どうぶつ家族」-「つながり」テーマに

大丸ミュージアム梅田で開催中の「岩合光昭 写真展『どうぶつ家族』」

大丸ミュージアム梅田で開催中の「岩合光昭 写真展『どうぶつ家族』」

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 大丸ミュージアム梅田(大丸梅田店15階、TEL 06-6343-1231)で2月24日、「岩合光昭 写真展『どうぶつ家族』」が始まった。

会場内の様子

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 1950(昭和25)年、東京生まれの岩合さん。19歳のときに動物写真家であった父の助手としてガラパゴス諸島を訪れ、自然の驚異に圧倒されて同じ動物写真家の道を歩み始めた。現在は世界各地で大自然と野生動物を撮影する一方で、犬や猫など身近な動物も撮影する。

 同展では、人間も動物も自然の中の一部であり、自然のライフサイクルを意識して撮影するという岩合さんの写真の中から、自然と動物のつながり、家族愛、生命をテーマにした約140点を展示する。

 会場には、タンザニアで撮影されたライオンの家族や中国で撮影されたジャイアントパンダ、カナダのホッキョクグマ、マウイ島沖のザトウクジラなど、さまざまなフィールドで撮影された写真を展示。「ライオンの写真でも雄雄しさより子どもを慈しむ姿を撮影する優しい視線を持っている方」と広報の荻野佳子さん。日が昇り、沈み、季節が変わっていく中で生きる野生動物の家族や親子、カップルの一瞬を捉えた写真が並ぶ。

 初日に行われたギャラリートークで岩合さんは「猫の取材をしているとき、『初対面の人に寄り付くのを初めて見た』と飼い主に言われた。僕と猫の間に特殊な関係があるのかも」「こっちが怖いと思っていると向こうも怖いと思う。怖くないんだよと伝わるようにして撮影している」など、撮影時のエピソードなどを披露した。ギャラリートークは25日も開催する(11時~、15時~)。

 写真集、ポストカード(126円)、クリアファイル(315円)、缶バッジ(315円)なども販売。

 開場時間は10時~19時30分(最終日は18時まで)。入場料は、一般=700円、大高生=500円。3月5日まで。

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