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梅田・阪急三番街に和食材セレクトショップ 「久世福商店」 ジェラート直販も

ジェラートを販売するコーナーも

ジェラートを販売するコーナーも

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 梅田の商業施設「阪急三番街」北館1階に4月27日、「久世福商店」(大阪市北区芝田1 TEL 06-6225-7929)がオープンした。運営はサンクゼール(長野県飯綱町)。

店内の内装

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 「日本の和食を世界に発信する」をコンセプトに、日本各地の和食材を集めた同店。大阪では「エキスポシティ店」などに6店を展開しているが、梅田への出店は初めて。同社販売本部副部長の山岡潤司さんは「今まで大阪での出店は郊外が中心だったが、中心地への展開も進める」と話す。

 同店は同社の和食部門として2013年に1号店のイオンモール幕張新都心店から始まり、現在では全国に54店を展開している。

 取扱品目は約1600品目。阪急三番街店では約1000品目を扱う。店内商品の約9割は、製造者または販売者が同社名義のオリジナル商品。広さ約82平方メートルの店内には商品を陳列するほか、「信州黒姫高原牧場」の牛乳を使った11種類の「和ジェラート」を販売するコーナーや試食・試飲コーナーも。「日本一のだしを作りたいという思いで開発した」という「万能だし」(5パック入り、648円)や、販売するソースやジャムを全粒粉クラッカーにつけて試食できる。「実際に口に運んで納得してから買ってほしいという思いから」だという。

 同社は1982(昭和57)年に長野県でペンション経営の傍ら始めたジャム製造販売から、洋食材店「サンクゼール」を開業。同店立ち上げ当初は、バイヤー2人で1年をかけて口コミを頼りに全国を旅し商品を研究。400社の協力の下、オリジナル商品を開発したという。現在、「サンクゼール」「サンクゼール久世福商店」「久世福商品」を合わせて113店を全国各地に展開する。

 山岡さんは「旗艦店として日本の和食を発信していきたい。将来は海外へも展開していけたら」と意気込む。

 営業時間は10時~21時。

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