天神橋筋に天ぷら割烹の新店-太閤園元・総料理長が独立開業

店主の足立登志之さん(写真中央)と、妻・美江子さん(同左)、長女・佳世さん(同右)

店主の足立登志之さん(写真中央)と、妻・美江子さん(同左)、長女・佳世さん(同右)

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 天神橋筋商店街3丁目からやや東に入ったビルの1階に4月1日、「天ぷら割烹 志(とし)」(大阪市北区与力町4、TEL 06-6882-6028)がオープンした。

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 店主の足立登志之さんは1972年~2007年の35年間、結婚式場として歴史を持つ「太閤園」(都島区)に勤め、2003年からは総料理長も務めた。同店は、足立さんが調理をするかたわら、妻・美江子さんと長女・佳世さんの3人で運営する。

 店舗面積は16.5坪。カウンター席=6席、テーブル席12席の店内は、「料理の進み具合を見ながら、天ぷらを揚げられるように」(足立さん)と、店内がすべて見渡せる開放的な調理スペースで、カウンターでは1品ごとに、テーブル席でも4回程度に分けて提供する。

 ランチタイムのメニューは、季節ごとに旬の素材を用いた天ぷらをメーンに、小鉢や「季節のご飯」などがセットになった「旬菜膳」(1,000円)のみで、夜は、雪(6,500円)、月(5,500円)、花(4,000円)で、車エビや季節の素材を使った天ぷらが中心のコースメニュー。「今の季節は、アユ、ハモ、タラの芽、ふきのとうなど」(同)。そのほか「本日のおすすめ」として、一品メニューも用意する(400円~)。

 付け合せの塩は、「ミネラルが多く、細かい粉質で天ぷらになじみがよい」(同)宮古島産の「雪塩」を使用した「抹茶塩」「カレー塩」「一味塩」で、足立さん自らがブレンドしている。足立さんは「『天だし』も用意しているが、量を食べるには塩のほうがおすすめ」と話す。そのほか「山椒塩」「胡椒塩」「レモン塩」などのバリエーションもあるという。

 付近の商店街には居酒屋などの飲食店が多く立ち並ぶが、「明るくて高級感はあるが入りやすい雰囲気」(同)で差別化を図り、「周辺に住む40代~50代の主婦層や会社員の接待利用」を見込む。「ランチタイムには、会社の重役や取引先との会合などにご利用いただきやすいのでは」とも。

 営業時間は、昼=11時30分~14時30分、夜=17時30分~21時30分ごろ。日曜定休。

店内の様子(関連画像)

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