4月26日に開業するグランフロント大阪（大阪市北区大深町）内「ショップ＆レストラン」が23日、報道陣に公開された。

うめきたセラーの「シティベーカリー」

　JR大阪駅北口に位置する「うめきた広場」、南館、北館で構成する同施設。ファッションから雑貨、ライフスタイル、ビューティー、レストランなど、日本初上陸、関西初出店を含む266店舗がそろう。

　JR大阪三越伊勢丹と地下でつながる「うめきた広場」地下1階には、食の空間「うめきたセラー」に17店のショップとコンビニ「アズナス」が出店。「うめきたセラー」には、日本初登場の「シティベーカリー」、大阪初の「ディーン＆デルーカ」、シュークリーム専門店「グランシュークリーム」、カフェ併設の「カファレル」、ダシや調味料を販売する「茅乃舎（かやのや）」など、カフェや食物販店が並ぶ。1階にはGARBの新業態店「ガーブ モナーク」が出店する。

　地下接続通路に加え、大阪ステーションシティ・ノースゲートビル2階「アトリウム広場」と連絡デッキでつながる南館には、187店舗が出店。地下1階には、フローリスト「レミルフォイユ ドゥ リベルテ」、メンズ・レディス「メーカーズシャツ鎌倉」、キッチン雑貨「イッタラ」などが関西初出店。郵便局とみずほ、三井住友、三菱東京UFJ、りそな4行のATMも設置する。1階～4階には、レディス、メンズウエアのほか、タルト専門店「キル フェ ボン」（2階）、「アフタヌーンティールーム」（3階）、和カフェ「ナナズグリーンティー」（4階）などのカフェや、ヘアサロン、ネイルサロンなども並ぶ。

　5階にはアウトドア・スポーツブランドや、「イデーショップ ヴァリエテ」などのインテリア、生活雑貨などが集積。6階には伊東屋、スターバックスとコラボする紀伊國屋書店が出店する。7階～9階の「うめきたダイニング」には、ベーカリーレストラン「シティ ベーカリー ブラッスリー・ルービン」（7階）、現代風野菜フレンチ「リュミエール大阪KARATO」（8階）、「ザ コスモポリタン グリル」（9階）をはじめとする洋食、和食、中国料理、牛タン、沖縄料理、お好み焼き、ハワイアンコーヒーなど、バラエティ豊かな37店のレストランが並ぶ。

　南館と2階の連絡デッキでつながる北館は、「ショップ＆レストラン」「ナレッジキャピタル」「インターコンチネンタル大阪」で構成。地下1階には、最大キャパシティー約700人の「世界のビール博物館」「世界のワイン博物館」と、ATM、外貨両替、レンタカー、クリーニングなどのサービス店舗が並ぶ。1階には、ホームファブリックや雑貨を扱う日本初出店の「ザラホーム」や、カフェ併設の「アクタス」、4階には、生活雑貨・ファッション雑貨「無印良品」、モデルハウス「無印良品の家 家センター」、カフェ・ベーカリー「Cafe&Meal MUJI」と、無印良品の西日本旗艦店がオープンする。

　5階には、HMVや島村楽器クラシック、鉄道模型「カツミ」、ボーズ・ダイレクトストアなど趣味の店舗が並ぶ。6階「うめきたフロア」は、朝4時まで営業するダイニングフロアで、ダイニングバー、お好み焼き、イタリア料理、アイリッシュバー、和食など全16店舗。フロア供用部にもテーブルを設置して自由に行き来できるようにし、音楽・ファッション・アートなどのイベントを開催する「大人のたまり場」とした。

　街開きは、今月26日10時。