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「カワイイ」仕掛け人・増田セバスチャンさん、茶屋町でトーク&サイン会

渋谷PARCOでの刊行記念イベントの様子

渋谷PARCOでの刊行記念イベントの様子

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 茶屋町の「MARUZEN & ジュンク堂書店梅田店」(大阪市北区茶屋町、TEL 06-6292-7383)で2月11日、東京・原宿の人気雑貨店「6%DOKIDOKI(ロクパーセントドキドキ)」のディレクターでアーティストの増田セバスチャンさんのトーク&サイン会が開催される。自伝「家系図カッター」(角川グループパブリッシング)刊行を記念したもの。

増田セバスチャンさんの自伝「家系図カッター」

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 1970(昭和45)年千葉県出身の増田さんは寺山修司さんの本に出会い1994年まで前衛演劇、現代美術の世界で活躍。1995年に「表現の場」として、「センセーショナル・ラブリー」をコンセプトにした「6%DOKIDOKI」を原宿にオープンし、オリジナル商品、セレクト、企画を展開。現在は「Kawaii」を軸にした「ジャパニーズ・ポップカルチャー」を国内外でディレクションしている。

 1月26日に発売された同書は、増田さんの個人史を「サンプル」として開示し、「社会で起きている児童虐待事件をきっかけに家族像を見直すこと」を書いた新しい家族論。両親や祖母のエピソードから、ホコ天、インディーズブランドブームが流行った90年の原宿ファッション、ショップが軌道に乗るまでの苦難の創業時代、「kawaiiカルチャー」で国内外で評価を受ける30代後半などをつづり、「子どもは作らない」という増田さんの持論を説く。

 同書発売以降、「自伝ではあるが、自分に照らし合わせて読んでいる人も多い」といい、ツイッターなどで「自分のことを話し、語ることができる」といった感想が多いという。ドキュメンタリーや講義の依頼が増えたとも。

 増田さんは「すべてさらけ出しているので裸で走っている気分。全て書いたので、自分の経験を基に、問題解決や考えてもらうきっかけになれば」と話す。

 当日は、「家系図カッター」や「6%DOKIDOKI」について語った後、サイン会を開く。現在、同店1階レジで整理券を配布している。開催は17時~18時。

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