お好み焼き「ゆかり」が「TEKO-1グランプリ」-優勝者にはレシピ印税払う

優勝レシピ考案者には、メニュー売り上げ5%の「印税」と「純金テコ」を進呈

優勝レシピ考案者には、メニュー売り上げ5%の「印税」と「純金テコ」を進呈

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お好み焼き「ゆかり」をチェーン展開する「ゆかり」(大阪市北区曽根崎2)は10月6日、お好み焼きのオリジナルレシピを募集する「お好み焼き ゆかり杯 TEKO-1 GP(てこわんグランプリ」を開催すると発表した。

「御堂スジ」と「純金のテコ」

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 2003年に50周年を記念して開催した同企画。「3年後の60周年まで企画を温めたかったが、景気が悪い中頑張っている人の姿を見て感動し、『大阪は何をしとんねん』とホットな熱い戦いを始めたいと思った」(同社の山下吉夫社長)と前倒しでの開催を決めた。

 同企画は、お好み焼きのオリジナルレシピを広く募集するもので、性別、国籍、年齢、プロアマ問わず応募できる。高級、入手困難な食材は避け、2次審査以降は同店オリジナルのミックス粉、ソース、マヨネーズ、ヨード卵を使用して審査に臨む。

 優勝者には5年間、優勝メニュー売り上げの5%をレシピ印税として支払うほか、副賞として100万円相当の「純金のテコ」を贈呈。レシピ印税は5年間で500万円が最低保証される。前回は1,006通の応募があり、柔らかく煮込んだ牛スジ串をニンニクしょうゆとカレーパウダーで仕上げた、主婦考案の「御堂スジ」が優勝した。同メニューは店頭で950円で提供し、5年間で22万2,966枚を販売した。

 前回も審査員として参加した日本コナモン協会の熊谷真菜さんは「どの方のレシピもおいしかったが、お好み焼きに串が乗っていること、「スジ」と「筋」をかけているところが面白く評価した」と振り返る。「レシピだけでなくネーミングも重要。今年は○○筋というネーミングは選ばれない」とも。

 山下社長は「大阪のソウルフード『お好み焼き』で熱い波を作っていきたい」と応募を呼びかける。応募期間は今月8日~11月7日。応募用紙は「ゆかり」各店、ホームページで入手できる。グランドチャンピオン大会は11月24日12時から「ゆかり法善寺店」で行い、審査とイベントの様子はメディアに公開する。

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