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梅田に巨大シューズ型ランニングマシン-アディダス新商品発売で

祝祭広場に出現した巨大なシューズ型ランニングマシン

祝祭広場に出現した巨大なシューズ型ランニングマシン

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階祝祭広場に2月27日、幅8メートルの巨大なシューズ型ランニングマシンが登場した。

新商品「エナジーブースト」

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 シューズ型ランニングマシンは、2月27日に世界同時発売されたアディダス ジャパン(本社=東京都港区)のランニングシューズ「energy boost(エナジーブースト)」の体感イベント用に作られたもの。同商品のコンセプトである「未知なる走りへ」をテーマに、サバンナや雲の上、高速道路など、「走ってみたいが走れない場所」を映像で投影し、約2分半の「未知なる走り」を体感することができる。

 同商品のソール部分には、新素材「BOOST フォーム」を採用。これまで主流だったEVAは形状の加工がしやすく汎用(はんよう)性の高い素材で、シューズ業界では長く使われてきたが、温度による硬度の変化や耐久性の面で課題があった。新素材の「BOOST フォーム」は、同社の新テクノロジー研究開発チーム「a.i.t.」とドイツに拠点を置く化学会社「BASF」が共同で開発したもので、汎用性の高い高分子素材・熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)に着目し、試し履きや試走、付帯素材の改良を繰り返し製品化にこぎ着けた。開発から製品化までに3年を要したという。

 同商品は、衝撃吸収と反発を兼ね備えた新素材を初めて採用したもので、500キロメートルの走行後にも劣化があまり見られない耐久性が特徴。-20℃~40℃の環境下でも形状変化が見られず、気温による硬度の変化が少ないという。アディダスマーケティング事業本部の久保田万美さんは「衝撃を吸収しながら跳ねるシューズを研究してきた。軽く足が出るので、筋力が落ちてきたと感じる人や走りがマンネリ化してきたと感じる人に試してもらいたい」と話す。価格は1万4,700円。2万足限定。同店8階スポーツファッションフロア「イングス」やアディダス直営店で販売している。

 会場には、同商品で試走できる特設ランニングコースを設置。3月2日・3日、ランニングマシンを稼働する。2日には、プロボクシングWBA世界ライトフライ級チャンピオンの井岡一翔選手が来場し、デモンストレーションやトークショーを行う。

 開催時間は10時~20時(1日・2日は21時まで)。3月3日まで。

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