プレスリリース

“長年培った樹脂成型加工技術を応用した、次世代の制電糸「STATAWAY」”カーボン不使用で「多色展開」と「高持続・高制電性能」を両立したイオン導電ポリマー制電糸を開発

リリース発行企業:グンゼ株式会社

情報提供:


制電糸「STATAWAY」

グンゼ株式会社は、プラスチックフィルム開発で培った独自の「樹脂成型加工技術」を応用し、カーボンや金属を一切使用しない、イオン導電ポリマーを用いた画期的な次世代制電糸を開発いたしました。 本製品は、従来の制電糸の課題であった「色制約(白・淡色などの表現が困難)」を克服し、ピュアホワイトから鮮やかな多色展開を可能にしながら、従来品より高い制電性能と、制電効果の持続性を実現した技術優位性の高い新製品です。
■開発の背景:フィルム技術と繊維技術の「異種交配」が生んだブレイクスルー
従来の制電糸は、カーボンを練り込む方法が主流であり、静電気を素早く逃がせる一方、どうしても糸自体が黒やグレーに変色してしまうため、白や淡色、鮮やかなカラーリングの衣服や資材への使用は極めて困難でした。
そこでグンゼは、高機能プラスチックフィルム部門が保有するコア技術である「樹脂成型加工技術」に着目。異なる性質を持つ素材を積層するフィルムの知見を繊維開発に融合させることで、イオン導電ポリマーのポテンシャルを最大限に引き出すことに成功しました。

■本製品が持つ「3つの技術優位性」
1.カーボン・金属レスが生み出す「白・多色展開」の幅広いデザイン自由度
導電性物質としてカーボンや金属ではなく「イオン導電ポリマー」を採用。これにより、糸自体の白色度を担保することができ、完全な「白(ホワイト)」の展開はもちろん、あらゆるカラーへの染め分け(多色展開)が可能になりました。デザイン性を重視するアパレル分野から、クリーンな視認性が求められる産業用資材まで、従来の制電糸では踏み込めなかった領域へ進出します。
2.「優れた制電性能」
長年培った樹脂成型加工技術により、イオン導電ポリマーを繊維内に最適に配置。これにより、従来の制電糸と比較して、静電気を素早く、かつ効率的に逃がす「優れた制電性能」を発揮します。静電気の発生を抑えたいデリケートな作業環境や、冬場の不快感を除去したい高機能ウェアに最適です。
3.「時間が経っても続く制電効果」
本開発品には発生した静電気を持続的に逃がす効果があります。性能が長く持続することで、衣服などへの静電気の蓄積を抑え、不快な静電気の発生を軽減します。当商品は、[ラインナップ・種類]を揃え、[販売場所や販売経路]を通じて提供されます。具体的な発売日は[発売日]となります。

■想定される主な用途
1.高機能・ファッションアパレル:白物カットソー、スポーツウェア、アウトドアギア、冬用ニット(デザインを邪魔しない静電気対策)
2.ユニフォーム・作業着:精密機械工場、医療・製薬現場、クリーンルーム用ウェア(高い安全基準と清潔感のある白・カラー多色展開を両立)
3.インテリア・資材:カーペット、カーテン、車載シート、フィルター類
■今後の展望
グンゼは、独自技術によって世界の人々の生活に新たな「ここちよさ」を提供すべく、部門を超えた技術シナジーの強化に取り組んでいます。今回の繊維部門とプラスチックフィルム部門の技術融合による制電糸の開発は、その象徴的な成果です。今後は、本技術をベースとした製品ラインアップを拡充し、国内外のBtoB市場へ向けて積極的な展開を進めてまいります。

グンゼ株式会社繊維資材事業について
1896年に京都で創業したグンゼは、アパレル、プラスチックフィルム、エンジニアリングプラスチック、医療機器などの事業を展開する、グローバルな製造・技術開発企業です。
その繊維資材事業は、高度な製造技術と一貫した品質で知られ、工業用ミシン糸はアパレルや産業用途で広く使用されており、厳格な安全基準が求められる自動車用エアバッグ向けの高性能糸も含まれています。グンゼ繊維資材事業部は、2030年までにミシン糸を天然繊維やリサイクル原料100%へ転換することを目指し、サステナブルな製品開発や環境負荷低減に注力しています。
ウェブサイト:https://www.gunze.co.jp/english/products/thread/

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