阪神百貨店でプロ野球エキシビション-歴史とアートで野球の夢伝える

阪神タイガースの「トラッキー&ラッキー」、オリックス・バファローズの「ネッピー&リプシー」がオープニングセレモニーに登場

阪神タイガースの「トラッキー&ラッキー」、オリックス・バファローズの「ネッピー&リプシー」がオープニングセレモニーに登場

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 阪神百貨店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で7月21日、プロ野球チャリティーアートエキシビション「ダイヤモンド・ドリームス@大阪」が始まった。

リリー・フランキーさんの作品

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 昨年、セ・パ誕生60周年を迎えた日本プロ野球。「ダイヤモンド・ドリームス」は60周年記念事業の一環として立ち上がったもので、「未来に残したい『これまでの60年の記憶』=たからものと、未来に広げたい『これからの60年の夢』=ドリームメッセージ」をアートエキシビションスタイルで紹介する。野球の歴史とヒーローをテーマに展示する「HISTORY」、話題のアーティスト60組が野球の夢をテーマにオリジナル作品を制作したメッセージアート展「FUTURE」の2つの展示を軸に構成する。

 「HISTORY」では、野球体育博物館と甲子園歴史館に所蔵されている希少品を出張展示。オリンピックの日本代表ユニホームや王ジャパンの日の丸国旗など世界をテーマにしたものや、王貞治さん、長嶋茂雄さん、鈴木啓示さんら伝説のヒーローから現役の名選手までのユニホームやバット、グローブ、帽子などを展示する。壁面には、これまでのオールスターゲームのポスターを展示した。

 地元球団のコーナーでは、阪神タイガース、オリックス・バファローズ特別展示を行い、昨年引退した赤星憲広さんのスパイクや湯船敏郎さんの1992年ノーヒットノーラン額、亀山努さんの1992年ゴールデングラブ賞トロフィー、村山実さん、福間納さんの選手名板、金本知憲選手が2006年に903試合フルイニング出場世界タイ記録を達成した時に着用していたユニホームなどをそろえる。

 「FUTURE」では、さまざまなジャンルで活躍する60組のアーティストがそれぞれの作品で野球への思いを表現。漫画家では、ちばてつやさん、モンキーパンチさん、イラストレーターでは、リリー・フランキーさんらが記念のイラストを描き、タレントでは上原さくらさんや千秋さん、山口もえさん、松村邦洋さんらが作品を寄せた。グラフィックデザイン、ファッション、音楽、映像など作品の形態はさまざま。

 今月23日~25日にはプロ野球OBトークショーも予定。福本豊さん(23日18時~)、中田良弘さん(24日15時~)、亀山つとむさん(25日15時~)が来場する。22日・27日は「野球少年ラッキーデー」で、野球帽をかぶった小学生は入場料が無料になるほか、26日は「トラッキー&ネッピー記念撮影会」を行う。会場内にはストライクパネル(1回200円)や、12球団グッズをそろえるミニショップも併設。

 開場時間は10時~20時(最終日は16時まで)。入場料は、一般・大学生=600円、高・中学生=400円、小学生=200円。今月27日まで。

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