全国の大学ブランドグッズが集合-梅田の紀伊國屋書店で「学市学座」

2番カウンター横・イベントコーナーで開催中の「学市学座」

2番カウンター横・イベントコーナーで開催中の「学市学座」

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 「紀伊國屋書店 梅田本店」(大阪市北区芝田、TEL 06-6372-5821)で5月12日、全国各地の大学ブランドグッズを集めたフェア「学市学座」が始まった。過去、東京、北海道、福岡の各店で開催してきたが、関西での開催は初めて。

人気のカレーコーナー

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 大学のロゴが入ったブランドグッズや、教授や学生が製品化に協力したもの、学生主体で地域の企業と連携し製品化したものなど、全国48大学の大学発オリジナルグッズ約500アイテムが並ぶ。通常は各大学の売店などで販売しているもので「物産展などはよくあるが、全国の大学ブランドグッズが集まる機会はなかなか無いので珍しいのでは」(同店広報担当者)。学生が使用する大学ロゴ入りのクリアファイルやノート類のほか、食品、衣類、キャラクターグッズなどが集まった。

 会場で人気が高いのは、通路に面した「カレーコーナー」。京都大学第24代尾池総長がプロデュースした、学食でも人気の京大名物「総長カレー」(630円)や、三重大学の漁業練習船「勢水丸」のコック長のレシピをもとに、三重県で漁獲量の多い宗田節をダシに使った「三重大学カレー」(300円)、立命館アジア太平洋大学の留学生直伝のレシピで作った「APUカレー」(レッドカレー、イエローカレー、グリーンカレー=各300円)など。数種類を購入する客の姿も少なくない。

 そのほか、札幌農学校の「ミルククッキー」(525円)、弘前大学の「りんご紅玉ジャム」(500円)、お茶の水女子大学の「ゆず&ミント緑茶」(800円)、奈良女子大学の「奈良漬サブレ」(630円)など、大学や地域の特性を生かした商品が並ぶ。

 近畿大学では、養殖のクロマグロ「近大マグロ」で有名な水産研究所から、純国産の「近大キャビア」(1万円)や「おさかなストラップ」、医学部法医学教室で実際に使用している消臭・除菌・滅菌スプレー「くるむ」(500円)などを販売。「大学ラグビー部キューピー」(各500円)のラックでは、各大学のユニホームを着たキューピーがずらりと並び、「ひいきの大学のものをまとめて買っていく人もいる」という。大阪医科大学のキューピーは、「オペ着キューピー」「看護師キューピー」などのバリエーションもある。

 売り場では各大学のOB、OGと見られる客が「自分の大学のものがあるか」「当時はこんなものはなかった」など店員に話しかける姿も。「懐かしいという声が多い。話しかけてくれる方が多く、ほかのイベントにはないコミュニケーションがとれている」という。

 営業時間は10時~22時。今月18日まで。

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