梅田に「山形スクリーム」竹中直人監督-女子高生と「落ち武者」イベント

映画「山形スクリーム」公開記念イベントに登場した、監督の竹中直人さん

映画「山形スクリーム」公開記念イベントに登場した、監督の竹中直人さん

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 毎日放送社屋前広場イベント会場(大阪市北区茶屋町)で7月25日、映画「山形スクリーム」(配給=ギャガ・コミュニケーションズ)公開記念イベント「落ち武者VS女子高生!!落ち武者をぶった斬って願いを成就!!」が行われ、監督の竹中直人さんが登壇した。

女子高生にぶった切りの見本指導をする竹中監督

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 竹中直人さんの監督6作目となる「山形スクリーム」は、平家の落ち武者伝説が残る山形県の架空の村「御釈ケ部村」を舞台に、東京から合宿で訪れた女子高歴史研究会の美香代(成海璃子さん)と同会メンバー、顧問の勝先生(マイコさん)が、800年の封印を解かれよみがえった落ち武者やゾンビと壮絶な闘いを繰り広げるホラー・コメディー。村の床屋・三太郎役にEXILEのAKIRAさん、よみがえった落ち武者の葛貫忠経役に沢村一樹さんらが出演する。

 竹中監督は「かなり笑えてかなり怖くてかなり感動する映画に仕上がった」とあいさつし、映画にちなんだ落ち武者と女子高生が登場。女子高生が願いごとを書いた短冊を落ち武者のおでこに貼り、成就を目指して落ち武者を刀でぶった切る内容。竹中監督の見本指導の下、女子高生らが「彼氏がほしい」「ビッグな俳優になれますように」「ものまねがうまくなりたい」などと願いごとを言いながら落ち武者を切る演技を披露し、竹中監督の軽快なトークとともに会場を盛り上げた。イベント最後には映画の大ヒットを祈願して、竹中監督が自ら落ち武者を切った。

 作品について、竹中監督は「ずっとコメディーを撮りたかった」と満を持して臨んだ作品だといい、女子高生というテーマを与えられ「女子高生とゾンビが闘うものにしようと思った」と話す。主演の女子高生は成海璃子さんしか考えられなかったといい「(成海さんの)声が印象に残っていて、声の音色が好き。明るい女優さんが多い中、影を感じるのが魅力」。「AKIRAやマイコも、この人がこんなことをするのかを頭に置いてキャスティングした」とも。

 同作品は8月1日からテアトル梅田ほか全国で公開。翌2日には同館で竹中直人さんと成海璃子さんが舞台あいさつを行う予定。

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