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大阪中之島美術館で「NHK日曜美術館50年展」 60作家、作品140超

ロックミュージシャンの大槻ケンヂさんが敬愛した石田徹也の作品

ロックミュージシャンの大槻ケンヂさんが敬愛した石田徹也の作品

 展覧会「NHK日曜美術館50年展」が現在、大阪中之島美術館(大阪市北区中之島4)5階展示室で開催されている。

大阪会場限定展示の鴻池朋子さんによる「皮緞帳」

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 1976(昭和51)年に放送開始したNHKの番組「日曜美術館」の50周年を記念して開催する同展。3月の東京芸術大学大学美術館を皮切りに、静岡県立美術館を巡回し、大阪が3会場目。縄文土器から現代美術まで作家約60人による140点以上の作品、番組出演者の言葉や映像を展示する。

 会場は、5つの章で構成する。第1章は、同番組の放送当初のタイトル「私と○○」にちなみ、作家の大江健三郎さんはフランシス・ベーコンを、ロックミュージシャンの大槻ケンヂさんは石田徹也など著名人の番組出演時の言葉とともに敬愛する美術家の作品を、それぞれ紹介。第2章は、縄文土器や土偶、江戸時代中期の画家・伊藤若冲など、美術界で起こったブームに焦点を当てる。第3章は、人間国宝など伝統を継承する工芸品を展示する。

 第4章は、「災いと美」をテーマに、作家が疫病や自然災害、戦争などに向き合うことで生まれた作品を集める。東日本大震災を契機に鴻池朋子さんが制作した高さ6メール、幅24メートルの大型作品「皮緞帳(かわどんちょう)」は、大阪会場限定で展示する。第5章は、番組で訪問した作家のアトリエの映像や、その中で制作されていた作品を展示する。

 同館の学芸員の大下裕司さんは「『日曜美術館』の番組の厚みを感じてもらえるように幅広い作品を集めた。学芸員だけでなく、番組の制作サイドとも意見を交わしながら作家を選んだ」と話す。

 開催時間は10時~17時。月曜(11月23日は開館)、11月24日休館。12月20日まで。