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大丸梅田店で「日本のものあわせ」-作り手40人が集結

「glass uni-birth」のガラス雑貨

「glass uni-birth」のガラス雑貨

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 大丸梅田店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6343-1231)15階イベントホールで9月11日、メード・イン・ジャパンにこだわる作り手を集めた「第2回 日本のものあわせ」が始まった。

「フェアグランド アトラクション」のフェルトバッグ(関連画像)

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 開店30周年を記念して、40の出展者を集めて今春初開催した同企画。平安時代の貴族がお互いに物を出して比べ合い、その優劣を競った遊び「ものあわせ」にちなみ、作り手たちが自ら接客を行い、それぞれの魅力を競い合うイベントを開いた。

 同イベントにはメード・イン・ジャパンにこだわり、「伝統的・革新的技法による高いクオリティー」と「現代的で若い感性」を持った作り手の「日常使いできるモノ」のみを出展。前回も出展した革小物、眼鏡、バッグ、靴、ストール、ステーショナリーに加え、天然素材の服やフェルト素材のバッグなどが登場した。

 奈良県生駒郡のガラス雑貨「glass uni-birth」は、2000度の高温で加工されたペンダントトップや置物を販売。細やかな細工と絶妙な発色が特徴で、「実物は好きじゃないけどモチーフとしては好き」というカエルや爬虫類、恐竜のガラス雑貨などをそろえる。ペンダント=1,575円~など。動物や身近なものをモチーフにしたオートマタと雑貨を販売する「TSUBAMEDO」では、からくり人形やオルゴール、手作りできる「紙のオートマタキット」(840円)などを販売。

 眼鏡では、プラスチック枠専門のフルオーダー眼鏡と、眼鏡フレームの素材を使ったiPhoneケースやアクセサリーなど眼鏡モチーフの雑貨を展開する「ファクトリーナップ」、眼鏡用に育てた角竹を使った鯖江の「Roots」、新潟在住のアメリカ人職人が作る「SAY-OH」など9店が出展。フェルト雑貨では、フェルト作り歴18年の丹治久美子さんが作る「トリフェルトバッグ」が看板商品の「フェアグランド アトラクション」などが出展する。

 ドイツの整形靴を学んだ職人が手掛けるセミオーダー靴「ワンドゥードル」は中敷きを入れてから作るのが特徴で、外反母趾(ぼし)など足の症状によってデザインもアドバイス。4万ボルトの電気で毛を垂直に植え付ける「直植毛フロッキー加工」を施した立体感のあるカットソーを展開する「ビーアンキシャス」や、オーガニックコットンなど天然素材を生かした服作りをする「ナデル」、播州(ばんしゅう)織のショールを販売する「tamaki niime」など、各分野で活躍する作り手が登場した。

 会場内のイベントスペースでは、U./QUALISの靴職人・中川宏明さんと同店の紳士靴バイヤーによるアコースティックギターライブ(14日・16日)、眼鏡アーティスト・内原弘文さん(14日)、フロッキーアーティスト・吉田貴志さん(15日)のトークショーを開催。

 開催時間は10時~20時。今月16日まで。

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