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ホワイティうめだに北海道産品アンテナショップ「き・た・れ・し・ぴ」

ホワイティうめだイーストモール内にオープンした「北海道食彩スクエア き・た・れ・し・ぴ」

ホワイティうめだイーストモール内にオープンした「北海道食彩スクエア き・た・れ・し・ぴ」

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 ホワイティうめだイーストモール内に9月17日、北海道の産品を専門に扱うアンテナショップ「北海道食彩スクエア き・た・れ・し・ぴ」(大阪市北区小松原町、TEL 06-6940-4931)がオープンした。運営はマツオ(北海道滝川市)。

人気の「じゃが豚」

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 「松尾ジンギスカン」のブランドで札幌市内を中心に直営飲食店7店を展開する同社。大阪の大学出身で同社常務の松尾年展さんが在学中、「北海道の商品を物産展以外で買えなかった」経験から、「北海道から嫁いできた人や北海道出身者にも需要があるのでは」と、同店開店を決めた。関西では、複数の都府県の商品と一緒に北海道産品を扱うショップはあるが専門ショップは無く、同店が関西初だという。

 100平方メートルの店内には、常時約800アイテムを用意。店舗入口付近にはイベントコーナーを設け、期間限定で商品を入れ替える。現在は「北海道特選スイーツフェア」と題し、ロイズの「ポテトチップチョコレート」、石屋製菓の「白い恋人」などを販売する。今月30日まで。10月1日~14日は、六花亭「マルセイバターサンド」、きのとや「札幌農学校」、菓か舎「タイムズスクエア」を販売予定。

 スイーツでは、濃厚なのにさっぱりとしたベイクド・レアチーズケーキ「ふらの雪どけチーズケーキ」(ホール=1,200円)や、もちもちした食感の「牧家 白いプリン」(840円)をはじめ、焼き菓子、キャラメル、和菓子と幅広い品ぞろえに。冷凍コーナーでは、同社の「松尾ジンギスカン」(味付けマトン=500グラム700円、味付けラム=500グラム880円)をはじめ、加工品なども多数扱う。中でも、いももちで野菜と豚肉を包んだ「じゃが豚」が「人気」だという。

 乳製品も有名な商品から珍しい商品までをそろえ、生クリームの香りがするという芦別市の「横市バター」(200グラム=1,260円)、利用客からのリクエストで入れた伊達市牧家の「飲むヨーグルト 濃酵プレーン」(500ミリリットル=525円)などが人気に。「テトラパックの牛乳『べっかいの牛乳屋さん』(152円)も人気がある」(同店スタッフ)。

 ラーメンコーナーでは、「すみれ生ラーメン」(しょうゆ、みそ、塩=1食577円)や、「らーめん山頭火」(2食787円)など有名店の商品から、旭山動物園の土産として販売する「白クマ塩ラーメン」(180円)まで幅広く扱う。ほかにも、関西の食文化は「だし文化」と言われることから、昆布も手ごろな価格のものから一級品までをそろえ、珍味類も多数用意する。

 大阪出店の感想について、松尾さんは「多少高いと思う商品でもコストパフォーマンスが良ければ購入してくれる。素材を見ていて、いい意味でシビア」とする一方、「通販では送料がかかるので、その分お得感があるのでは」と説明。商品の販売だけでなく、「関西の人に北海道離れしてほしくない。商品でつながっていれば、北海道観光に戻ってきてくれるだろう」とショップ展開の先の夢にも触れる。

 営業時間は10時~21時。

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