大阪市内で200のワンコインワークショップ開講-平松市長の話し方講座も

記者会見に出席した講師ら

記者会見に出席した講師ら

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 IWF実行委員会(LLPアートサポート、関西広域機構、大阪21世紀協会)は7月24日から約1カ月にわたり、「インターナショナルワークショップフェスティバル2009『200DOORS(トゥハンドレッド・ドアーズ)』」を開催する。

記者会見に参加した春野恵子さん

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 同フェスは、「文化は人がつくる」をコンセプトに「体験を通じて世代・ジャンル・国境を超えた人々が未来へのアクションを起こすきっかけ『文化創造への扉』」として2007年に初開催。1回目は38講座、2回目は100講座を開講し、3回目となる今年は200講座を開講する。昨年は約1,600人がワークショップを体験した。

 期間中、アート、映画、アニメ、音楽、あそび、演劇、ダンス、芸能、伝統芸能、科学、ファッション、コミュニケーションなど、「おもろい」「こだわり」をキーワードに選んだ講座を開催。参加費はすべて500円(材料費が別途必要な講座あり)。内容は、元ニュースキャスターで現大阪市長の平松邦夫さんによる「伝える、伝わる話し方講座」や、東京大学出身で「進ぬ!電波少年」で家庭教師役「ケイコ先生」として出演し、現在浪曲師として活躍する春野恵子さんによる「浪曲 弟子入り体験」、東大阪宇宙開発共同組合専務理事の棚橋秀行さんによる「まいど1号でワークショップ~携帯電話が宙を飛ぶ?~」など。春野恵子さんは「浪曲には若い人がいない。かっこよくてパワフルな芸能だと知ってもらいたい」と話す。

 IWF実行委員会委員長の小原啓渡さんは「継続性を大切に1,000ぐらいまで講座が増えれば。今はインターネットを使い世界中で日本の文化を調べられるが、体験はなかなかできない。日本に興味を持っている外国人が日本の文化を安価で体験できることで、その1カ月を目指して日本に来てくれたら」と、大阪の新しい文化コンテンツが観光コンテンツに広がればと意気込みを見せる。

 会場は、dai stuio、大阪府立中之島図書館、大阪市中央公会堂(以上、大阪市北区中之島)、扇町インキュベーションプラザ(扇町)、芝川ビル(中央区伏見町)、ロボビル(西区江戸堀)、大阪市立芸術創造館(旭区中宮)など。今月24日~8月10日、8月17日~22日。参加申し込みはウェブ予約フォームまたは電話(TEL 090-8533-5714)で。

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