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ナレッジキャピタル第1弾イベントは「THE世界一展」-日本の「世界一」を一堂に

「THE世界一展」会場イメージパース

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 ナレッジキャピタルとKMOは3月21日、4月26日に開業するグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」(大阪市北区大深町)の詳細と開業記念イベント「THE世界一展」の概要を発表した。

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 参画者と参画者、参画者と来街者のコミュニケーションにより、「感性」とICTやロボット、医療、エネルギーなど「技術」の融合により「新たな価値」創出を目指す同施設。会員制交流サロン「ナレッジサロン」、多目的劇場「ナレッジシアター」、先端技術を体験できる「The Lab.みんなで世界一研究所」、企業と消費者のコミュニケーション空間「フューチャーライフショールーム」、短期間・小規模で利用可能な個室「コラボオフィス」、42席の机貸し「コラボオフィスnx(ネクス)」、オフィス、貸し会議室、コンベンションセンターなどの施設を連携させ運営する。

 開業イベント「THE 世界一展」は「魅せますニッポンの技と人」をテーマにしたもので、展示プログラム、ステージプログラム、体験プログラムで構成。昨年11月に基本協定を締結した日本科学未来館(東京都江東区)との共同企画で、ビジネスフェアにはない演出で女性やシニア、ファミリーも楽しめる内容だという。9月1日まで129日間にわたり開催する

 展示プログラムでは、1300年前から続く文化と技の継承・伊勢神宮の式年遷宮、二股ソケットやカップヌードルの誕生した時代から現代まで産業の遷移、肉眼では見えない「世界最小の手術針」、新幹線や東京スカイツリーなどビッグプロジェクトの開発者ノートや資料など、身近なものから世界をリードする産業、宇宙開発など、日本全国から約175点の「世界一アイテム」が集結する。

 ステージプログラムでは、世界一の技を持った人や世界一の製品開発に関わった人が日替わりで毎日登場。二次元の絵を瞬時に立体的にするソフト「テディー」開発者の東京大学教授・五十嵐健夫さんや世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」を発売した大塚食品、リフティング世界一の徳田耕太郎さん、紙飛行機滞空時間で世界記録を樹立した戸田拓夫さんなど、時期や時間に合わせてさまざまなジャンルの「世界一」を誇る人が登場し、開発秘話や世界一の技を紹介する。

 体験プログラムでは、各地のリアル脱出ゲームを企画する「SCRAP」とコラボレーションし、謎解きゲーム「時をかける探偵シリーズ『怪盗ナレ男とキャピ子から未来をすくえ!』~ときかけ探偵と盗まれた世界一の結晶~」を開催。入口で渡される謎解きキットを基に各展示品に隠されたヒントをから謎を解明するキーワードを探すもので、ゲーム参加を通じて、より深く展示プログラムを楽しむことができるという。参加料金は入場料のほか別途700円が必要。

 日本科学未来館の内田まほろさんは「豊かな四季や自然の恵みとともに自然災害の多い特別な自然環境の中で生まれてきた文化を紹介する。神社、寺、JAXA、国立天文台、初音ミクなど、バリエーション豊富なジャンルが集まる、またとない機会」と紹介する。「展示を見終わった後に『日本は何を生み出せるのか』を持ち帰ってもらいたい」とも。

 入場料金は、大人=1,300円、大学・専門学生=1,000円、中高生=700円、小学生300円。前売り券はチケットぴあで3月22日より販売。

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