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梅田で「バンクシーって誰?展」 アートが描かれた街並み再現

「バンクシー」がアートを描く様子も再現

「バンクシー」がアートを描く様子も再現

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 バンクシー作品が描かれた場面を再現展示する「バンクシーって誰?展」が4月23日、グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館のナレッジキャピタル・イベントラボで始まった。

実際に設置されている消火栓をハンマーでたたき割ろうとしている少年の絵

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 バンクシーはイギリスを拠点に活動する正体不明のストリートアーティスト。1990年代にイギリス南西部の港町ブリストルで活動を始めたとされ、ロンドン、ニューヨーク、パレスチナなどで街中の壁や橋などに風刺の効いたアート作品を描く。不法に描かれたアートのため、上描きされたり壁自体が撤去されたりして現存しないものも多い。

 同展は、日本テレビの美術製作チームがドラマや映画のセットを作る職人を集め、バンクシー作品が描かれた街並みごとセットで再現。全て実物大で再現しており、ガソリンスタンドの壁面に描かれた「Flower Thrower」と呼ばれる作品は高さ5メートルにも及ぶ。壁面や家屋などにエイジングと呼ばれる汚し加工を施したり、道端にたばこの吸い殻や飲み終わった空き缶を置いたりとリアル感を追求した。

 再現したセットは14場面に及ぶ。そのほか、アート作品として制作された作品53点も展示しており、会場内はほぼ全て撮影が可能。

 開催時間は、平日=11時~20時、土曜・日曜・祝日=10時~19時(入場は閉館の30分前まで、5月13日は18時30分閉館)。入場料は、平日一般=2,000円、大学・高校生=1,800円、中学・小学生=1,300円(土曜・日曜・祝日は全て200円アップ)。5月13日までの平日18時以降のみ入場できるアフターシックスチケットは1,200円。6月12日まで。

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