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福島に「おかずドレッシング」専門店 「ごはん」から「おかず」のお供へ

「おかずドレッシング」を開発した鴻原森蔵社長(左)

「おかずドレッシング」を開発した鴻原森蔵社長(左)

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 おかずドレッシング専門店「食之錦 美和堂」(大阪市福島区福島5)が6月25日、JR福島駅近くにオープンした。

15種類の「おかずドレッシング」

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 1961(昭和36)年に創業し、天然酵母で発酵させた昆布のつくだ煮「舞昆」が看板商品の「舞昆のこうはら」(大阪市住之江区)が展開する新ブランド。食の洋風化や米の消費量減少を受け、おかずにかけて食べる「おかずドレッシング」を開発した。「ごはんのお供」から「おかずのお供」になる商品として、若年層の取り込みを狙う。

 新たに開発した「おかずドレッシング」は、濃縮した昆布だしとびわの発酵エキスで作ったジュレに3~7ミリにカットした具材が入る調味料。和風、洋風、中華風など15種類をそろえる。「竹の子おろしぽん酢ソース」(150グラム、519円)「牛みそソース」など定番のものから、「紅ずわいがにソース」「ふかひれソース」(以上、同735円)などの高級素材を使ったものもそろえる。鴻原森蔵社長は「一品の料理をタレ化するイメージで開発した」と話す。

 おかずにかけるほか、麺類や鍋のダシに溶かしたり、付けダレとして使ったりできる。鴻原社長は「おかずドレッシングを使うと時短で料理ができ、アレンジの幅も広がる。家庭の食事をより充実させるお手伝いができれば。アレンジは無限大なので、お薦めのレシピを教えてほしい」と呼び掛ける。

 ドレッシングと併せ、北海道道南産の昆布としいたけ、まいたけのつくだ煮「黒舞昆」、ホタテが入った「明太風帆立舞昆」(以上1,029円)など約10種類の昆布のつくだ煮もそろえる。店頭には同店の商品を24時間販売する自動販売機も設置する。

 営業時間は9時~19時。

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