大阪・中崎町に5月15日、台湾式かき氷店「グリーンシェイブアイス」(大阪市北区中崎西3、TEL 06-7898-7888)がオープンした。運営は緑香(兵庫県尼崎市)。
台湾のかき氷のしっとりした食感や味の濃さに「衝撃を受けた」というオーナーの本田智さんが開いた同店。氷自体に味が付いたものを専用の機械で削り、同店独自の工夫として、「エスプーマ」で泡状にしたソースをかけて提供する。エスプーマは、亜酸化窒素を使ってあらゆる食材をムースのような泡状にする調理法のこと。
約7坪の店内は、オレンジを基調としたウッド調でポップな雰囲気を演出。チョークアートで描かれた黒板メニューも設置する。テークアウトをメインとするが、店内にはカウンター4席を設置。20~30代の女性を中心に、ファミリー層などをターゲットに据える。
看板メニューの「エスプーマかき氷」は、京都の抹茶を使った甘さ控えめの「抹茶」と、ヨーグルトベースの氷にチーズ入りのソースをかけた「チーズティラミス」(以上980円)の2種類を用意。そのほか、マンゴーやイチゴなどのフレーバーアイス(780円)も全3種類用意する。
ドリンクは、ミックスベリーやカフェチョコなどのフローズンドリンク4種類(580円)のほかに、タピオカかバジルの種「バジルシード」が入ったドリンク2種類(480円)を用意する。
本田さんは「かき氷という概念ではなく、スイーツとして食べてもらえれば」と話し、「来てくれるお客さまにとってアットホームな店にしたい。来年には京都と兵庫の出店も考えている」と意気込む。
営業時間は11時~20時。