阪急うめだ本店で「チョコレート味見会」-チョコ細工の実演も

会場には約80種のチョコレートがずらり

会場には約80種のチョコレートがずらり

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 阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)は1月24日、バレンタインチョコレート売り場開設に先立ち、「バレンタインチョコレートお味見会」を開いた。

「クラブハリエ」の山本隆夫さんが会場で作ったチョコレート細工

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 10回目を迎えた同イベントは、高級ブランドや人気ブランドのチョコレートが1,000円で楽しめるとあり毎年人気の企画。今年も定員60組の枠に6,500通もの応募があった。会場には50ブランド、約80種のチョコレートが用意された。

 今年の商品は「チョコレートを購入することで世界に貢献できるブランドや商品集めた」(宣伝広報部の村上舞さん)といい、「パティシエ・エス・コヤマ」「バニラシュガー」「スローウォーターカフェ」の商品に使われるカカオはフェアトレードによるものを使用。「ル・コルドン・ブルー」と「フィガロジャポン」の限定コラボ商品は売り上げの一部を「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付するなど、収益金の一部を寄付したり、環境保全のために植樹を行ったりする費用に充てるなどの取り組みをするブランドを集めた。

 昨今では、「自分への『ご褒美チョコ』も相変わらず根強いが、女性同士で贈り合う『友チョコ』の需要も高い。『友チョコ』はセンスが問われるので、パッケージにもこだわった」といい、味見会場ではチョコレートと併せてパッケージも展示。「義理チョコより高いものを選ぶ傾向にある」ことから、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の同店限定「バレンタイン・ボックス」(9粒=3,885円)や、「クラブハリエ」グランシェフの山本隆夫さんが昨年開かれた国際コンクール「ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ」で優勝した時の受賞チョコ「ル・ミュー」(3粒=1,260円)など、トップブランドの商品もそろえる。

 そのほか、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」クリエイティブディレクターのジル・マルシャルさんと、「クラブハリエ」グランシェフの山本さんをゲストに迎え、デモンストレーションも披露。山本さんは、チョウや動物、地球などをかたどったチョコレート細工を実演し、マルシャルさんは、キャラメルアイスにマダガスカルのチョコレートを使った温かいガナッシュをかけたスイーツを振る舞った。山本さんは2月2日・3日、マルシャルさんは今月26日・27日にも来店予定。

 友人と参加したという大阪市内在住の女性(40歳)は「毎年、子どもや女性の友だち、自分用に4~5個買う」といい、会場では「12個を試食し気に入ったものが見つかった」と話していた。

  同店では期間中約100ブランドを用意し、1階洋菓子売り場(今月19日~2月14日)、10階・11階催場(2月2日~14日)、2階ザ・メーンステージ(今月26日~2月14日)、メンズ館など10カ所で展開。2月2日~6日には「プチお味見会」(500円)やシェフセミナーなどを行う。

 営業時間は、日曜~火曜=10時~20時、水曜~土曜=10時~21時。

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