ファッション専門学校で卒業制作発表会-ショーでは140作品がグランプリ競う

ファッションショーの様子

ファッションショーの様子

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 マロニエファッションデザイン専門学校(大阪市北区天神橋7)は1月24日・25日、同校内で卒業制作総合発表会「マロニエファッショングランプリ2009」を開催した。

グランプリを受賞した作品

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 各学年の学生がそれぞれの学科の特徴と技術習得の成果を、今年のテーマ「BRAND NEW BRAND~生まれたてのブランド~」に沿った作品制作を通じて披露した。未来のファッションビジネスを創造する企画展示や、オリジナルブランドを企画したトワル(服見本)の展示、オリジナルバッグなど独創的なアート作品の展示に加え、「クリエイティブコレクション」では、学生44人が制作した独創的な全140作品をファッションショー形式で発表した。

 発表作品は、「時代を表現しているか」「どんなスタイルを表現しているか」「デザイン・素材・色がマッチしているか」などのポイントで審査が行われ、グランプリにはアンデス地方の民族衣装をモチーフにした作品4点を制作した中育子さん(ファッションマスター学科4回生)が選ばれた。

 「グランプリを受賞できてびっくり。将来はパタンナーとして活躍したい」という中さんは、受賞作品について「テレビなどでマチュピチュ遺跡を見るのが好きで、モチーフを決めた。作品にはアンデス原産の動物・アルパカの獣毛混を使用した」と話す。「ボタンがたくさんついた民族衣装もすごくかわいかったので意識した」とも。

 審査員を代表してファッションクリエーターの雲雪(うんせつ)さんは「4回生は社会に出てもより一層頑張ってもらいたい。1~3回生は夢を持って仕事ができるように努力をしてもらいたい」と締めくくった。

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