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御堂筋に日本最長のイルミネーション-500メートル延長、1.9キロに

淀屋橋交差点~新橋交差点間の1.9キロで点灯した「御堂筋イルミネーション」

淀屋橋交差点~新橋交差点間の1.9キロで点灯した「御堂筋イルミネーション」

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 大阪のメーンストリート・御堂筋をイルミネーションで彩る「御堂筋イルミネーション」が12月14日、始まった。

枝に装飾を施した「星くずエリア」

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 大阪府が2009年から実施する同イルミネーションは、淀屋橋~中央大通間の1.2キロから始まり、2010年には南側に200メートル延長。今年は昨年より500メートル延長し、日本最長のイルミネーションストリートとして淀屋橋交差点~新橋交差点間の1.9キロで実施する。イルミネーションは区間によりデザインが変わる点が特徴で、沿道に設置する撮影スポットや沿道ビルのライトアップなどもあり、一帯が光に包まれている。

 淀屋橋~本町通間には、イチョウの幹を生かし秋のイチョウをイメージした「御堂筋イエロー」が光の列中を作り、一部エリアでは星くずのように輝く装飾を施した「星くずエリア」が登場。本町通~中央大通間は冬の桜をイメージした装飾を施し、中央大通~南久宝寺町3交差点間は、5色の光の列中をランダムに配置した。本町南ガーデンシティ前には、復興へのメッセージを発信するサインも登場。新たに延長された南久宝寺3~新橋交差点間は、新色の「御堂筋コーラル」で華やかに彩る。

イルミネーションには消費電力の少ないLEDを使用しているため、今年は1日あたり約1万円程度の消費電力を想定。電力需給の動向には注意し、関西電力による「でんき予報」が97%を超える日はイルミネーションを中止するという。

 同日からは、橋や護岸をライトアップする「水の回廊ライトアップ」もスタート。既にライトアップしている天神橋、難波橋、天満橋などに加え、新たに堂島大橋、玉江橋、ほたるまち前護岸、日本銀行前護岸、5つの船着き場をライトアップした。

 14日に行われた「OSAKA光のルネサンス」との合同点灯式で松井一郎大阪府知事は「こういう事業は早くから府と市が合同でやっている。イルミネーションを通じて大阪で元気を出していただきたい。各地域から来ていただくことが大阪の活性化につながると思う」などと話した。

 御堂筋イルミネーションの点灯時間は17時ごろ~23時。来年1月22日まで。水の回廊ライトアップは日没~22時。今後毎日点灯する。

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