「天神祭」への思いを短歌に-元・花娘が応募呼び掛け、締め切り迫る

応募の締め切りは6月20日

応募の締め切りは6月20日

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 大阪の夏の風物詩の一つ、天神祭にまつわる思い出や風景を表現した短歌の募集締め切りが近づいている。

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 主催は天神祭短歌募集実行委員会。学生時代に天神祭のキャンペーンガール「天神天満花娘」を務めた経験を持つ東大阪市の岡崎真紀さんが、祭りを盛り上げようと天神橋筋商店連合会(大阪市北区天神橋3)に提案したことから、同連合会が後援する。岡崎さんは現在会社員として働く傍ら、「高田ほのか」のペンネームで恋愛の短歌や詩の創作を通して企画展に参加するなど歌人としても活動している。

 「人々のさまざまな思いがある天神祭を、短歌という形に残すことで、もっともっと思い出深いものにしてもらいたい」と話す岡崎さん。「短歌が趣味の方はもちろん、天神祭りを愛する方などそれぞれが天神祭りを思う気持ちを素直に5・7・5・7・7に詠んでもらうのが一番」「20代のわたしがかかわることで、若い方にも短歌に興味を持ってもらうきっかけになれば」と応募を呼び掛ける。

 選者は岡崎さんのほか、同連合会の土居年樹会長と歌人で小説家や脚本家としても活躍する東直子さんが務める。グランプリ受賞者には、賞状と副賞として天神祭船渡御(ふなとぎょ)「天神天満にぎわい船」ペア乗船券(6万円相当)を贈る。作品は天神橋筋商店街のアーケードに掲示を予定。入選発表(授賞式)は7月3日、「天三おかげ館」(天神橋3)で行う。

 応募は、ハガキ、ファクス、サイトで受け付けている。締め切りは6月20日。

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