阪急電鉄、駅係員・乗務員の制服リニューアル-開業100周年で

リニューアル後の冬服

リニューアル後の冬服

  • 39

  •  

 3月10日で開業100周年を迎えた阪急電鉄(大阪市北区芝田)は、日本初となる「カーボン・ニュートラル・ステーション」への取り組みを進めてきた「摂津市駅」の開業に合わせ、3月14日より駅係員と乗務員の制服をリニューアルする。

[広告]

 制服のリニューアルは、夏服は1990年、冬服は1996年以来。「長年培われてきた歴史と伝統」「現代的で躍動感あふれるイメージ」「お客さまに対するあたたかさや誠意」をコンセプトに、男女の制服デザインを統一。ジャケット、パンツは、黒を基調とした阪急電鉄の車両カラーであるマルーンとグレーを用いたストライプ生地で、名札は大きくし、職名・氏名に英語を併記。駅係員と乗務員を識別しやすいよう、帽子の帯を駅係員はエンジ、乗務員は黒にした。デザインは、JR西日本や阪神電鉄でも採用されている日本ユニフォームセンター(東京都港区)が手掛けた。

 機能面では動きやすい軽量のストレッチ素材を採用。カッターシャツなどの素材には廃ペットボトルなどをリサイクルした再生ポリエステルを採用するなど、環境にも配慮した。阪急電鉄と同じ制服を着用する能勢電鉄も同様に制服をリニューアルする。

 同社広報担当者は「制服を一新し、これからの新たな阪急電鉄の100年を作り上げていく気持ちを持って、更なるサービス向上に努めていく」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース