映画「パレード」先行プレミア上映で藤原竜也さん・林遣都さん来阪

舞台あいさつのため来阪した藤原竜也さん(写真左)と林遣都さん

舞台あいさつのため来阪した藤原竜也さん(写真左)と林遣都さん

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 梅田のブルク7(大阪市北区梅田1、イーマビル内)で2月1日、映画「パレード」の先行プレミア上映が行われ、主演の藤原竜也さん、林遣都さんが舞台あいさつを行った。

和気あいあいとした舞台あいさつの様子

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 同作品は、15回山本周五郎受賞作である吉田修一さんの同名小説を、「世界の中心で愛をさけぶ」「GO」の行定勲監督が「小説が出た時から映画化したい」と熱望して実現した作品で、現代の若者の表面的な人間関係と内面を描いた群像劇。ストーリーは都内の2LDKのマンションでルームシェアしている映画会社勤務の直輝(藤原竜也さん)、自称イラストレーターの未来(香里奈さん)、無職で恋愛に依存している琴美(貫地谷しほりさん)、大学生の良介(小出恵介さん)のもとに男娼のサトル(林遣都さん)が現れてから変化が起こり始める…という内容。

 舞台あいさつでそれぞれの印象を聞かれ、藤原さんは「いい意味でさらっと芝居をする根性のある役者さん。度胸がある。ナチュラルな表現をする面白い俳優」と林さんを表現。林さんは「ストイックな人だと聞いていたので緊張していたが、撮影が始まってすぐにいじってきてくれた。いつも横にいた」と話し、「藤原竜也さんにイカ天そばをおごりました」(林さん)、「それからイカと呼ばれるようになった」(藤原さん)と掛け合い会場を笑わせた。最後に2人は「大きなエンターテインメントというより、純粋に監督はいい映画を作ってくれた」(藤原さん)、「なかなかそのへんにはない映画」とPRした。

 舞台あいさつ終了後、行定監督について聞かれた藤原さんは「監督の演出は細かい。1ミリの妥協もしない人。でもそのこだわりが映画に出ていたのでうまい監督」と話し、林さんは「登場人物や技術さんまで、すべてを完璧にする人。いつ寝ているんだろう」などと答えた。

 同作品は今月20日より、梅田ブルク7、なんばパークスシネマほか全国で公開。

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