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中央公会堂で「大阪トップランナー育成事業」授与式 大阪市内6社が認定

2023年度第1期「大阪トップランナー育成事業」に認定された6社の代表者

2023年度第1期「大阪トップランナー育成事業」に認定された6社の代表者

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 「大阪トップランナー育成事業」のプロジェクト認定証授与式が9月28日、大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1)で開催された。主催は大阪市、運営は大阪産業局。

目録を受け取る「みらぴか」松田剛典社長

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 新規性があり、新たな需要の創出や成長が期待できる大阪市または大阪府の中小企業のプロジェクトを大阪市が認定し、大阪産業局が支援する同事業。2013(平成25)年の事業開始からこれまで116件のプロジェクトが認定された。認定されたプロジェクトは半年間にわたり、製品やサービスの事業化に向けコーディネーターがそれぞれ1人付き、市場投入から販路拡大までをサポートする。

 式典では、大阪市経済戦略局・経済対策担当部長の岩田仁さんが「今回認定したプロジェクトは、デジタル技術やAIを活用し、人材確保や働き方改革、省エネの推進など社会課題を解決し、飛躍的な成長が期待できる。これからの大阪経済をけん引する企業として、大きく飛躍することを願っている」とあいさつ。2023年度第1期に応募があった約60件から選ばれた6社に認定証と助成金30万円の目録が贈呈された。会場では、認定事業のプレゼンテーションを行った。

 認定企業は、顧客や従業員満足度を測定するアプリを開発した「OTENTO(オテント)」、外国人労働者と企業のマッチングサービスを構築した「CROSLAN(クロスラン)」、宅建士派遣サービスを行う「SKILL SPARK(スキルスパーク)」、気象データを活用した省エネシステムを考案した「未来のコト」(以上、大阪市中央区)。梅田エリアからは、大学へ学生募集のAI予測システムを提供する「MyREVO(マイレボ)」(北区堂山町)、学校・教員に代わり保護者向けの進路相談サービスを展開する「みらぴか」(梅田1)の2社が認定された。

 式典の模様は、10月初旬からユーチューブ配信する予定。大阪産業局では10月11日から、2024年第1期の大阪トップランナー育成事業のプロジェクトを募集する。

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