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再開発「うめきた2期」の中核施設は「JAM BASE」 「ごちゃまぜ」な交流促す

入居者が登壇した記者発表会

入居者が登壇した記者発表会

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 三菱地所(東京都千代田区)が代表を務めるジョイントベンチャー(JV)9社が9月28日、JR大阪駅北側「うめきた2期(グラングリーン大阪)」(大阪市北区大深町)の中核施設「JAM BASE(ジャムベース)」の概要を発表した。

4層吹き抜けの会員制交流スペースのイメージ

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 「JAM BASE」は、物流拠点「梅田北ヤード」跡地に来年9月先行開業する北街区賃貸棟1階~9階をメインに、建築家の安藤忠雄さんが建築・監修する「ネクストイノベーションミュージアム(仮称)」やMICE施設など5つの拠点で展開する。名称は、音楽の即興演奏を意味する「JAMMING」と基地の「BASE」を組み合わせた。

 北街区賃貸棟には、企業のオフィスや大学の研究施設、ベンチャー企業向けの家具付きのオフィスやコワーキングスペースを設ける。オリックス不動産大阪営業部・副部長の佐々木一洋さんは「施設全体に共用スペースを点在させ、利用者同士の『ごちゃまぜ』な交流を促す仕掛けを施している。イノベーションを生み出す装置として機能することを目指す」と話す。

 オフィスは現在、約6割が埋まり、大阪大学、立命館大学、MICE施設を運営する「コングレ」、IT企業「さくらインターネット」、システム開発の「スマートバリュー」、クラウド録画サービスの「セーフィー」、「ネクストイノベーションミュージアム」を運営する「トータルメディア開発研究所」、飲食店支援の「favy(ファビー)」の入居が決定している。

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