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JR大阪駅「うめきたエリア」開業 地下ホームに3線乗り入れ、顔認証改札機も

新設されたホーム(21番線)で行われた出発式(画像提供=JR西日本)

新設されたホーム(21番線)で行われた出発式(画像提供=JR西日本)

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 JR大阪駅「うめきたエリア」が3月18日、同駅北側の再開発地域「うめきた2期(グラングリーン大阪)」に開業した。

顔認証で通過できる改札機

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 JR西日本は、JR東海道線支線・北区豊崎6丁目~福島区福島7丁目(約2.4キロ)の線路を地上から地下に移設し、地下ホーム(2面4線、21番線~24番線)を建設。2015(平成27)年に着工し、総工費は約700億円。既存の大阪駅とは改札内連絡通路(地下2階)で接続する。改札は、新ホームの「うめきた地下口」(地下1階)と、既存ホームとの導線上の「西口」(地上1階)の2カ所を新設した。

 新ホームには、これまで同駅に乗り入れがなかった特急「はるか」「くろしお」、新大阪駅止まりだった「おおさか東線」が停車する。所要時間は、関西空港は20分、和歌山は33分、それぞれ短縮され、関西各地からのアクセスが向上。1日当たりの停車本数は238本(平日)で、約1万2000人の利用客を見込む。

 同社は「うめきたエリア」を「イノベーションの実験場」と位置付け、最新のデジタル技術を使ったサービスを導入。ふすまのように動き、ドア位置が異なる車両に対応する「フルスクリーンホームドア」や、事前に顔写真を登録すれば乗車券がなくても通過できる顔認証改札機、AIが対応する案内端末や券売機を設置。コンコースに設置した、縦3.3メートル、横14メートルの大型スクリーンに「水の都大阪」をイメージした映像を投影し、癒しの空間を演出する。

 渡辺弘幸大阪駅長は「開業日を迎えられて感無量。新しい仕掛けもあり、多くの人に進化した駅を見てほしい。(大阪駅が)関西空港と直接結ばれ、海外との玄関口になる。京都からの特急電車やおおさか東線が乗り入れて利便性が増し、鉄道の強みをアピールしていきたい」と話す。豊中市から訪れた中学3年生の男子生徒は「ホームドアを見るのを楽しみに来た。予想を上回り、近未来の駅だと感じた。今は近未来だと感じても、近い将来、当たり前の世の中になるのでは」と目を輝かせていた。

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