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阪神梅田本店で傘のイベント 宮内庁御用達の傘も登場

会場の様子

会場の様子

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 傘を中心にレイングッズを扱うイベント「阪神 傘まつり」が6月12日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階で始まった。

世界で初めてビニール傘を作った「White Rose」の須藤社長

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 近年需要が増えている男性用日傘を含め、デザインや機能性を重視した傘などを紹介する同展。今回は初出店の3店を含む約20店が出店する。

 1721年、雨具商「武田長五郎商店」として創業した老舗傘店「White Rose」(東京都台東区)は特殊な技術を用いたビニール傘「縁結(えんゆう)」(8,640円)を販売する。強風でも裏返らないよう、特許を取得した逆止弁機構を採用。傘の内側にたまった風は外側へ抜けるが、外からの雨風は内部に侵入しにくい構造になっている。須藤宰(つかさ)社長は「縁結は上皇后さまに使っていただいた非常に光栄な傘。今では国内でビニール傘を製造しているのはうちだけだが、丈夫で長く使えるものをこれからも作っていきたい」と意気込む。

 大阪市西区にある洋傘製造卸メーカー「392(サンキューニ)」は親子でデザインを合わせた傘を販売する。子ども用の傘は一部を透明にすることで見通しをよくした。料金は大人=2,484円、子ども=2,160円。ドイツの傘メーカー「クニルプス」はワンタッチで開閉可能な折り畳み傘「T.220」(7,884円)を販売する。黒や紺色などシンプルなデザインをそろえ、日傘男子を応援する。

 バイヤーの梅宮邦照さんは「梅雨の時期はどうしても気分が落ち込みがち。お気に入りの傘でお出掛けして元気を出してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時(最終日は16時まで)。今月18日まで。

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