グランフロント大阪に「ポケモン研究所」 科学研究のプロセス体験

科学研究の大切なプロセスを「ポケモン」の世界を通じて学ぶ

科学研究の大切なプロセスを「ポケモン」の世界を通じて学ぶ

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町3)北館ナレッジキャピタルの展示空間「イベントラボ」で7月16日、アニメ「ポケットモンスター」の世界を通して科学を学ぶ「ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~」が始まった。

12台の観察マシンでモンスターボール内のキャラクターを当てる

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 「観察」「分類」という科学研究の大切なプロセスを「ポケモン」の世界を通じて学べる同展。会場入り口で3つの難易度から選べる「モンスターボール」を手に取って進んでいく。来場客は「1日研究員」になって、3つの研究室を巡る。会場には、「ギラティナ」や「チコリータ」などのポケモンと撮影ができるフォトスポットも。

 観察がテーマの第1研究室では、モンスターボール内のキャラクターを当てる。分析には、モンスターボールをセットしてシルエットや足跡などが分かる12台の観察マシンを使う。分類がテーマの第2研究室は、これまでに発見されている約900匹のポケモンを、種族別にカードやフィギュア、壁一面で展示するコレクションルーム。自分でマグネットを使って分類するコーナーも。

 総仕上げの第3研究室では、「ポケモン」から離れ、「磁石に付くお金はどれ?」「海がある星はどれ?」など、現実世界に舞台を移して実際の科学的発見を紹介する。

 兵庫県尼崎市から親子で参加した吉住夏翔(なつと)君は「実際にモンスターボールを持って歩く様子がアニメの主人公みたいでうれしかった。とても楽しかったです」と満足した表情をみせた。

 開催時間は9時30分~18時。入場料は、大人=1,400円、高校生・大学生=900円、4歳~中学生=700円。4歳未満は無料。9月4日まで。

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