阪神梅田駅で「えべっさん」PRイベント-琴やえびす舞の披露も

巫女が電車のヘッドマークと大熊手を贈呈

巫女が電車のヘッドマークと大熊手を贈呈

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 阪神電気鉄道(大阪市福島区)は1月6日、阪神梅田駅東改札口前で1月9日から11日まで西宮神社で行われる「十日えびす」のPRイベントを行った。

配布された非売品の「阪神タイガースオリジナル熊手」

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 西宮神社は、全国で約3,500ある「えびす神社」の総本社。商売繁盛を祈願する祭り「十日えびす」では、毎年約800軒の吉兆店や露店が並び、3日間で100万人を超える人出でにぎわう。前日の8日には約300キロの大マグロが奉納され、9日には有馬温泉の芸妓が湯もみを行い金泉を奉納する「有馬温泉献湯式」が行われる。10日は6時に開門し、参拝者が本殿まで走り参りをして到着順に3人までを福男に認定する「開門神事福男選び」が行われる。

 PRイベントでは、琴の演奏や淡路人形座による「えびす舞」を披露した。「えびす舞」は、人形浄瑠璃の源流となるもので、3人の黒子が操る。「十日えびすの開催を祝してもう一杯」「景気がようなってえびす顔で毎日暮らせるようにもう一杯」など、えびす様が人々の願い事や商売繁盛を肴に酒を飲み酔っ払い、漁に出て大きな鯛を釣る縁起のいいストーリー。酒を飲む理由となる願い事をいう場面や鯛を釣り上げる場面では拍手や笑いが起こった。

 その後、西宮神社の巫女(みこ)が駅長に、「えべっさん」をデザインした電車のヘッドマークを贈呈。11日までこのヘッドマークを掲げた23列車が運行されるという。「皆さまを安全にお運びください」と特製大型熊手も手渡され、駅長は「安全運転に努めます」と宣言した。

 イベント終了後、非売品の阪神タイガースオリジナル熊手と升が先着300人に配られた。

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