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JR西日本、豪華寝台「瑞風」の料理概要発表 「西日本の香り感じて」

門上武司さん(右端)と料理を監修する7人

門上武司さん(右端)と料理を監修する7人

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 JR西日本は3月16日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区梅田3)で、2017年春から山陽・山陰エリアを走る豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の料理概要を発表した。

「菊乃井」の村田吉弘さん

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 2015年3月に定期運転を終えたトワイライトエクスプレスを引き継ぐ同列車。車内調理したフレンチディナーが好評だったという前車の食分野を新車両でさらに充実させる。

 フードコラムニストの門上武司さんをプロデューサーに据えるほか、料理監修は、「菊乃井」の村田吉弘さん、「HAJIME」の米田肇さん、「ル・ジャルダン グルマン」の小山賢一さん、「あなごめし うえの」の上野純一さん、「ル・レストラン ハラ・オ ナチュレール」の原博和さん、「レストラン ボンヌママン ノブ」の上田幸治さん、「パティシエ エス コヤマ」の小山進さんの7人が務める。

 一例として、山陽コース上り(1泊2日)では、1日目昼食に「あなごめし うえの」の郷土料理、夕食に「菊乃井」の日本料理、2日目朝食に和洋選択、昼食に「HAJIME」の洋食と続き、ティータイムに「パティシエ エス コヤマ」のアフタヌーンティーが付く。

 門上さんは「味の記憶はほとんどが香り。懐かしさや優しさ、爽やかさも感じられる。食堂車もオープンキッチンにしたので、瑞風の食事から西日本の香りを味わってもらいたい」と話す。

 菊乃井の村田さんは「若いころには海外を旅したが、そろそろ日本を悠々巡ろうかという、いろいろな料理を『食べ尽くした人』が乗客。日本海や地域の食材でいかに彼らを満足させるかを考えている」と話す。

 瑞風は10両編成で、定員は約30人。食堂車やバーカウンター付きのラウンジカーなどで構成する。1両を全て使うスイートは、バルコニーやバスタブ付き浴室も備える。旅程は山陽や山陰を巡る5コースを用意する。

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