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東急ハンズ梅田店で「活版メッセ」-活版印刷ワークショップも

東急ハンズ梅田店10階ヒントスクエアで開催中の「活版メッセ」

東急ハンズ梅田店10階ヒントスクエアで開催中の「活版メッセ」

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 東急ハンズ梅田店(大阪市北区梅田3、TEL 06-6347-7188)10階ヒントスクエアで4月19日、活版印刷体験市「活版メッセ」が始まった。

手金活版印刷機で印刷

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 企画・運営を担当する関西活版倶楽部は、関西で活版印刷機を所有する印刷会社の2代目、3代目ら若い経営者が集まり、活版印刷の良さを伝える活動をする団体。東京で飲食業を営んでいた明晃印刷(福島区)の専務・高崎健治さんが「大阪に戻ってきたときには活版印刷の人気がなくなっていた。昔ながらの古き良き活版印刷の技法・文化を誇り高く継承していきたい」と同団体を立ち上げた。同社では6時~正午までを勤務時間にし、午後は学生などの見学のため工場を開放している。

 昨年11月には、活版印刷プロダクトの展示や工場見学、活版体験などを行う「活版エキスポ0(ゼロ)」を開催。今年2月にはブリーゼブリーゼで「活版エキスポ1」を開催し、多くの来場者が活版印刷を体験した。

 会場では、8人のクリエーターがデザインしたオリジナルメッセージカード(1枚210円)と手金活版印刷機を用意。活版印刷体験チケット(840円)とメッセージカードを購入すると、15文字までの好きなメッセージを自分で印刷するワークショップに参加できる。平仮名、カタカナ、数字、アルファベットの中から活字を1文字ずつ拾って版を作る工程も体験できる。

 同店では期間中、「ハンズメッセージ大賞」のメッセージも募集。「新生活」をテーマに、新しく生活を始める人へのメッセージや自分へのメッセージなどを幅広く募集し、ワークショップの試し刷りをメッセージ作品として応募することもできる。

 高崎さんは「今回は気軽に触れてもらうイベントなので『活版メッセ』とした。次回の『活版エキスポ』は海外や東京で開催したい」と意気込む。

 開催時間は11時~19時。ワークショップは随時開催。5月8日まで。

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