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大阪天満宮で「天神さんの古本まつり」-100円均一本コーナーも

今年で14回目を迎える「天神さんの古本まつり」

今年で14回目を迎える「天神さんの古本まつり」

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 大阪天満宮(大阪市北区天神橋2)境内で10月7日~11日、青空古本市「第14回天神さんの古本まつり」が開催される。主催は大阪、奈良の古書店11店が加盟する大阪古書研究会。

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 学問の神様として知られる菅原道真を祭る大阪天満宮で開く古書即売会。江戸時代までは上方の出版物が全て献本されていたといわれる、書物にゆかりのある同天満宮で行う同イベントは、大阪で最も歴史のある屋外での古書即売会として今年で14回目を迎える。古書ファンやビジネスマン、参拝に来た学生、隣接する「天満天神繁昌亭」の来場者など、昨年は期間中約5000人が来場した。

 今年は関西以外にも名古屋や岡山の書店などが加わり、昨年より2店多い26店が参加。約8万冊が並ぶ。「それぞれの書店が特色を出し出店するので、書店が変わると販売する本のジャンルも変わる」と、同研究会会長で汎書店の船橋栄日さん。古いデザイン書や写真集など美術系の書物がそろっているといい、絵はがき、古地図、古写真、風俗写真、郷土資料など、書物以外も販売するという。

 今年も実施する「100円均一本コーナー」では、文庫、漫画、専門書、辞典、児童書など、さまざまなジャンルの商品を販売。「このコーナーを目当てに来る人も多い」といい、「毎年、初日の開場と同時に古書ファンや研究員が駆け込んでくる」という。

 8日~10日には、絵本アート同好会による子ども向けイベント「たにまちこどもアート」を開催。活字離れと言われる昨今、「子どもたちに幼い時から本に親しんでもらいたい」と、親子で本に触れる機会をつくることを目的に絵本の読み聞かせや展示即売も行う。

 船橋さんは「特定のジャンルに限定していないので、いろいろなニーズに応えることができる。探せば何か見つかるイベント」と来場を呼び掛ける。会場では、手荷物一時預かりサービス、宅配便荷造りサービスも提供する。

 開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。「たにまちこどもアート」のみ雨天中止。

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