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中之島で2年ぶり「ごはん映画祭」 作品ヒントにした料理も

ご飯が印象的に使われている映画が集まる

ご飯が印象的に使われている映画が集まる

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 大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1)で11月21日、2013年以来2年ぶりに「大阪中之島ごはん映画祭」が開かれる。期間中約2000人の参加を想定している。

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 東京で2010年に始まり、大阪では2012年の初開催から今回で3回を数える同祭。1回目は約2000人、2回目は約1000人の参加があった。食べ物が人と人を結び付けたり、ご飯が印象的に使われている作品を集めたりし、食と映画の両方を味わう機会を提供するのが狙い。

 メーンの企画は、食をテーマにした映画と、それにヒントを得た料理をセットで楽しむ「ごはんつき上映会」。中集会室の各席にテーブルを用意して、映画が始まる前にその内容にまつわる食事をしてもらう仕掛け。「映画がよりわかりやすく、楽しみやすくなるのでは」と、大阪中之島ごはん映画祭実行委員会の大山賢一さんは期待する。

 上映作品と料理は、11月21日18時~20時35分が「NOMA,MY PERFECT STORM」(鑑賞料金込み4,500円)で「淡路産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」などの北欧ディナー、11月22日11時~13時15分が「料理人ガストン・アクリオ」(同4,320円)で「キヌアとお米を使った魚介リゾット」などのモダン・ペルー料理、同14時~17時1分が「アメリ」(同3,780円)で「クリームブリュレ」「マカロン」と1ドリンク、同18時~20時43分が「恋する惑星」(同4,320円)で「香港チキングリルオーバーライス」などの香港屋台料理。

 11月23日11時~13時16分の「クッキング・アップ・ドリームス」(同4,320円)では「ロモ・サルタード」などのペルー伝統料理、同14時~16時48分の「バグダッド・カフェ」(同3,780円)では米国的な「グリルバーガー&チップス」を用意する。料理は全て中央公会堂内のレストラン「AWAKE」も運営するバルニバービがプロデュースする。

 大山さんは「普段入る機会の少ない、中央公会堂という大阪のシンボリックな場所で映画を見る非日常を楽しんで」と話す。

 同映画祭では、12月4日までシネ・リーブル梅田で食に関係する映画を集めた「『おいしい』映画上映会」を開くほか、レストラン「GARB weeks」で11月25日に映画「ディナーラッシュ」を鑑賞しながらの食事会も企画している。

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